<夏の甲子園へ>慶應が東海大相模に圧勝、日大はエース負傷の不運な展開で涙 | 横浜日吉新聞

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日吉スポーツ夏の甲子園大会を目指す2016年の神奈川県大会は7月27日(水)に準々決勝2試合が行われ、慶應義塾高校(塾高)が昨年夏に日本一となった東海大相模を11対2の8回コールド勝ちをおさめたものの、日大高校は7対2で桐蔭学園に敗れました

塾高は正木君が2本のホームランを放つなど、計3本の本塁打で11点を奪い、投げてはエースの森田君が8回2失点の好投。去年の甲子園大会を沸かせた東海大相模相手にまさかの圧勝となりました。

塾高と日大高の5回戦のイニングスコア(神奈川県高野連のホームページより)

塾高と日大高の準々決勝のイニングスコア(神奈川県高野連のホームページより)※クリックで拡大

一方、日大高校は先頭打者ホームランなどで2点を先制したものの、2回表2死から強い打球がエース・森井君の膝を直撃。足を痛めながらも3回表のマウンドに立ちましたが、連続ヒットで無視1・3塁のピンチを背負って降板。緊急登板することになった左腕の岩本君が連打を浴び、6点を奪われるビックイニングに。その後、チャンスを作るものの、ダブルプレーや相手の好守にことごとく阻まれ、得点できないまま試合を終えました。

エースの思わぬ負傷という不運な形で夏が終った日大高校ですが、3回表のピンチで3人目として登板した1年生左腕の中島君が9回表まで桐蔭打線を1失点に抑えたピッチングは圧巻。今後の大きな収穫となりそうです。

準決勝での“日吉対決”の実現はなりませんでしたが、塾高は甲子園への道が大きく開けました。7月30日(土)の11時から横浜スタジアムで、日大高校を破った桐蔭学園との準決勝に挑みます。甲子園までいよいよあと2つです。

【関連記事】
<夏の甲子園へ>慶應・日大ともに逆転でベスト8、次は東海大相模と桐蔭学園戦(2016年7月26日)

【参考リンク】

テレビ神奈川の高校野球特設ページ(全球場の速報あり)

横浜スタジアムホームページ

慶應高校の戦績(朝日新聞社×ABCの「バーチャル高校野球」)

日大高校の戦績(朝日新聞社×ABCの「バーチャル高校野球」)

神奈川県大会の速報(朝日新聞社×ABCの「バーチャル高校野球」)

全国高等学校野球選手権 神奈川大会(神奈川県高野連)


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