相鉄・東急直通線の工事状況を伝える「神奈川東部方面線だより」はネットでも公開中 | 横浜日吉新聞

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「神奈川東部方面線だより」の第4号ではトンネルを掘るために使う「シールドマシン」を紹介

「神奈川東部方面線だより」の第4号ではトンネルを掘るために使う「シールドマシン」を紹介

2019年4月の開業に向けて日吉や綱島で工事が進む鉄道新線「相鉄・東急直通線」の工事状況やまちづくりの話題などを掲載した「神奈川東部方面線だより」の直近号が鉄道・運輸機構(独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構)のホームページで公開されました。

日吉や綱島では、町内会・自治会の掲示板に貼られたり、回覧板で回されたりしているもののPDF版です。発行からかなり遅れはするもののインターネット上でも公開しており、工事の現状や移り変わりを知ることができます。

神奈川東部方面線だよりは2014年7月に第1号を発行して以来、年に2回のペースで発行されています。最新号は今年(2016年)3月の第4号で、トンネルを掘るために使う「シールドマシン」と呼ばれる掘削機が紹介されたり、沿線で進むまちづくりの概況を掲載。また、日吉~新綱島~新横浜~羽沢~西谷間の約13キロにわたる5駅の沿線を地図上で示し、各地区での工事進捗状況を写真を使って報告しています。

日吉~新綱島~新横浜~羽沢~西谷間の約13キロにわたる5駅の沿線の工事状況を毎号掲載

日吉~新綱島~新横浜~羽沢~西谷間の約13キロにわたる5駅の沿線の工事状況を毎号掲載

相鉄・東急直通線は、日吉駅の周辺などを除いては大半が「地下鉄」となるため、工事の全体像をイメージしづらい現状があります。それだけに、神奈川東部方面線だよりは貴重な情報源といえそうです。

バックナンバーも含め、全4号がPDF形式で公開されています。

■ 鉄道・運輸機構「神奈川東部方面線だより」
(すべてPDF形式で若干重いです)

・第4号(2016年3月)沿線まちづくりや羽沢トンネル詳細
http://www.chokutsusen.jp/images/kthd_201603.pdf

・第3号(2015年9月)羽沢駅の完成予想図や整備効果
http://www.chokutsusen.jp/images/kthd_201509.pdf

・第2号(2015年3月)トンネル工事の詳細や計画全体像
http://www.chokutsusen.jp/images/kthd_201503.pdf

・第1号(2014年7月)工事の様子や計画の全体像
http://www.chokutsusen.jp/images/kthd_201407.pdf

※2016年8月追記:「相鉄・東急直通線」については、事業主の鉄道建設・運輸機構がこれまで示していた「2019年4月の開通予定」を「2022年度下期(10月以降)に開通」と3年半ほど延期すると2016年8月26日に公式発表しました。相鉄・東急直通線に関する最新の記事はこちらをご覧ください。

【関連記事】

<相鉄・東急直通の鉄道新線>日吉・綱島住民なら知っておきたい3つの焦点と展望(2016年5月15日)

【参考リンク】

相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線の公式ホームページ(鉄道・運輸機構)


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