日吉にも店舗を置き、関東地方を中心に約130店を展開するハンバーガーチェーン「ファーストキッチン」が同業である米「ウェンディーズ」の日本法人に売却されることになったと先週(2016年5月)23日に新聞各紙が一斉に報じました。報道によると、ファーストキッチンの親会社であるサントリーが中核の飲料事業に集中するための選択だったとみられます。
サントリーは同じく子会社としていたサンドイッチチェーン「サブウェイ」の株式も多くを手放す方針を固めており、今後はファストフード事業と一線を敷くようです。
そこで気になるのは、日吉店の行方です。将来的に新たな親会社となる「ウェンディーズ」の名に変わる可能性は残されていますが、報道によれば現在はファーストキッチンブランドを残す方針とされています。
米ウェンディーズは一時は日本で100店以上を展開していましたが、2009年に完全撤退。2011年に再度上陸したものの、現在は都内に3店舗のみ。このうち2店はファーストキッチンとの共同店舗となっています。
ファーストキッチンは1977(昭和52)年創業の老舗で、特に女性の人気が高いと言われています。今のところブランド力が弱いウェンディーズ店舗へ急に変更することはないものとみられますが、ウェンディーズの特徴も取り入れた新メニューにも期待したいものです。
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【参考リンク】
・ファーストキッチン日吉店の紹介(浜銀通り)