高田町から日吉駅行の路線バスが事故、接触を避ける急ブレーキで乗客6人ケガ | 横浜日吉新聞

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高田町のバス停留所に停車する日吉行のバス。後方に見える建物は「山本記念病院」

高田町のバス停留所に停車する日吉行のバス。後方に見える建物は「山本記念病院」(資料写真)

昨日(2016年5月24日火曜日)の朝7時50分ごろ、高田町から日吉駅へ向かっていた東急バス(日21系統)が飛び出してきた自転車を避けるために急ブレーキをかけ、車内の乗客6人がけがをし、救急車で運ばれる事故が起きていたことがわかりました。

港北警察署によると、事故は高田町内の信号機のない十字路の交差点で、バスが下田町方面へ向かって直進していたところ、一時停止の標識が出ていた右側の道路から自転車が飛び出してきたといいます。自転車はバスと軽く接触した後、運転していた若い男性は現場から立ち去ったようです。

高田町内の道路は広く快適だが信号機がほとんどない

高田町内の道路は広く快適だが信号機がほとんどない

バスには約35人が乗っており、急ブレーキの影響で転倒するなどして6人がケガをし、うち5人は救急車で病院へ搬送されました。乗客の一人は腰椎(ようつい)を骨折して入院しており、ほかにも骨折した人がいる可能性があるとのことです。(

高田町内は農地が多く比較的人口が少ないため、広い道路は快適に走れる環境にありますが、信号機がほとんどありません。路線バスが走るルート上では、高田町から高田小学校入口の交差点にいたる間だけで6~7箇所の十字路を通りますが、信号があるのは久末団地入口(川崎市高津区との境界付近)の交差点だけです。事故が起きたのは朝の通勤時間帯。自転車の男性が急いでいたことが想像されますが、信号が少ないだけに自転車も車も走行には注意が必要です。

)記事公開の当初、公的機関への取材に基づき、乗客は軽傷であったと記載しましたが、実際に乗り合わせた読者の方から、本紙あてに、この事故により腰椎を骨折して現在入院中であり、他にも骨折した人がいたようだとの連絡をいただいたため、本情報に基づき記事を修正しました。お見舞いを申し上げるとともに、大変なところ貴重な情報をいただいたことに感謝申し上げます。(5月25日18時25分、編集部)


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