
週刊ダイヤモンド2016年5月28日号「日本を動かす慶應三田会 圧倒的パワーの全貌に迫る」の内容紹介(ダイヤモンド社ホームページより)
今週(2016年5月23日)発売のビジネス誌「週刊ダイヤモンド」(2016年5月28日号、税込710円)で慶應義塾大学のOB組織「三田会」が大きく特集されており、日吉東急内にある「天一書房日吉店」の店頭にも何冊も並べられて積極的な販売が行われています。
慶應関係者なら誰もが知る三田会は、卒業生(塾員)が集まるOB会ですが、その結束力は日本の大学のなかでもっとも強固とされ、人脈でビジネスが動くとも言われています。そして、メンバーは政財界のあらゆる分野に広がっています。毎年10月に日吉キャンパスで開かれる「三田会大会」は、会員が一堂に集まる巨大イベント。その熱気を見れば、すごさがわかるかもしれません。

天一書房日吉店では一番目立つところで販売されていました(5月23日)
トヨタや日本郵政、東京海上火災、大和ハウス工業、キリン、ローソン、キッコーマンなど日本の名だたる企業のトップが慶應卒であり、小泉純一郎元総理大臣や小沢一郎氏(生活の党と山本太郎となかまたち共同代表)、石原伸晃氏(内閣府特命担当大臣)、石破茂氏(地方創生担当大臣)ら政界の中心にも多くのOBを抱えるなど、慶應の卒業生が今も日本の中枢を担っています。ダイヤモンドの特集では、この三田会の人脈が日本経済を支えているのではないか、との切り口で全貌に迫ります。
このほか興味深いのが鉄道延伸と慶應との関係です。現在直通運転が行われている三田キャンパス(都営三田線・三田駅)と日吉キャンパス(日吉駅)に加え、2019年4月に相鉄・東急直通線の開業後は湘南藤沢キャンパス(SFC)に近い湘南台駅へも直通。さらには相鉄いずみの線の延伸により湘南藤沢キャンパス前駅の建設も計画されており、まさに“ケイオウ線”計画だと紹介。「慶應大学の悲願」である鉄道計画の動向にもページが割かれています。
慶應義塾の関係者はもちろんですが、「住んでいても慶應はよく分からない」という日吉のビジネスパーソンにもおすすめです。日吉に住んでいる以上、慶應と関係がなかったとしても、ビジネス現場で一度は「慶應の街」「慶應の出身?」と言われたり、聞かれたりした経験があるはずですので、一読しておいて損はありません。
【参考リンク】
・週刊ダイヤモンド2016年5月28日号「日本を動かす慶應三田会 圧倒的パワーの全貌に迫る」の紹介
・2016年「慶應連合三田会大会」ホームページ(10月16日に日吉キャンパスで開催)