「日吉台学生ハイツ」解体現場で出火、綱島街道が白煙で覆われ一時通行に支障も | 横浜日吉新聞

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消火にあたる消防隊員

消火にあたる消防隊員(箕輪町1丁目、2016年5月23日16時18分ごろ)

きょう(2016年5月23日)16時ごろ、箕輪町1丁目の「日吉台学生ハイツ」の解体現場で火災が発生しました。「ファミリーマート箕輪町一丁目店」側の「日幸マンション」に隣接した付近から火の手が上がり、解体現場を覆っていた防護ネットの一部などが焼失。現場の隣に位置する日吉消防出張所の消防車と隊員が直ちに駆け付け、20分ほどで火を消し止めました。

日吉台学生ハイツ解体現場の防護ネットが焼けた

日吉台学生ハイツ解体現場の防護ネットが焼けた

一時は炎が4~5階部分にまで上がり、周辺は白煙に覆われ綱島街道の通行に支障が出るほど。その後、消防車や救急車、パトカーが綱島方面の車線を埋め尽くし、帰宅途中の日本大学高校・中学の生徒らが驚いた様子で眺めながら駅へ向かっていました。また、電車運転への影響を見極めるため、東急電鉄の関係者も消火活動を見守りました。

多数の消防車が綱島街道に集まり付近は一時騒然としていた

多数の消防車が現場付近の綱島街道に集まり付近は一時騒然としていた(16時23分)

現在のところ出火原因は分かっていませんが、火が出た現場周辺には古い木が残っており、付近に枯草などがたまっていたのではないか、との声も周辺住民から聞かれました。

【5月25日追記】港北警察署や港北消防署の調べによると、今回の火事で放火の疑いは少なく、鉄骨を切断する作業中に火の粉が立ち木に燃え移ったことが出火の原因であるとの見方が示されています。けが人は出なかったとのことです。

【動画】箕輪町1丁目「日吉台学生ハイツ」の解体現場で起きた火災の消火活動(YouTubeで公開)

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