綱島東口“ほぼ駅前”に7階建て42戸の分譲マンション、東急不動産が計画 | 横浜日吉新聞

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建設予定地の様子、左の看板が中華店、後方には東横線の高架(綱島駅)と「綱島神明社」の森も見える(2016年4月5日)

建設予定地の様子、左の看板が中華店、後方には東横線の高架(綱島駅)と「綱島神明社」の森も見える(2016年4月5日)

綱島駅東口バスターミナルの近く、綱島駅前交番(綱島西1)の並びにある綱島東2丁目の駐車場で、東急不動産が7階建ての分譲マンション建設を計画していることが明らかになりました。既に現地では建設計画看板(標識)が設置されており、961平方メートルの敷地に7階建て(高さ19.98メートル)の建物1棟のほか、14台が駐車可能な機械式駐車場を設置。2階から7階に42戸を設け、1階は店舗などにする計画とみられます。

「綱島東2丁目計画(仮称)」と名付けられたこのマンション建設は、今年(2016年)6月20日に着工し、2018年1月に完成させる計画です。建築主は東急不動産の住宅事業ユニット首都圏住宅事業本部で、設計は神奈川県座間市のNEOデザインが担当。工事施工者は未定としています。

東急不動産によるマンション計画地は道路1本を挟んで再開発の区域外となっている(横浜市の資料に本紙で位置を加筆)

場所は、綱島駅から綱島街道へ抜けるバスが通る道路沿いで、中華店「玻阿瑠(ぱある)」の後方に広がる駐車場です。最近まではコイン式パーキングとなっていましたが、4月5日現在では既に営業を終えています。

綱島駅東口の一帯では大規模な再開発計画が進められていますが、今回のマンション建設が行われる付近は、バス通りを挟んで再開発の区域外にあたります。

このエリアは、駅東口から徒歩2~3分圏内で、2019年春開業予定の新綱島駅からも3~4分でアクセス可能な好立地ながら、「綱島神明社」の森にいたるまでの周辺には今も低層の建物が目立ちます。

分譲マンション計画が持ち上がったことで、東口再開発と合わせて開発への動きが加速することも考えられます。

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【参考リンク】

食べログによる中華店「玻阿瑠(パアル)」の紹介(この裏手が建設予定地)


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