綱島街道の拡幅へ向け前進、横浜市が測量や設計に着手、計画線上の土地入手が鍵に

横浜日吉新聞
「日大高校入口交差点」付近は通路が極端に狭く危険な状態

「日大高校入口交差点」付近は通行量が多いのに歩道が極端に狭く危険な状態

慢性的な渋滞が続いている日吉~綱島間の「綱島街道(県道2号東京丸子横浜線)」について、横浜市は拡幅工事の早期着工に向けて、4月から始まる2016年度に測量や設計などの具体的な動きに入ることを明らかにしました。2016年4月1日発行の「広報よこはま港北区版」でも記載されます。

現在、綱島街道は日吉駅東口から綱島駅東口までの区間は、ほとんどが二車線区間となっており、朝夕を中心に渋滞が頻繁に発生しています。横浜市では拡幅について「2020(平成32)年頃までに事業着手する区間」として位置付けていましたが、「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(綱島SST、綱島東4)のまちびらきが2018年に控えるだけでなく、2019年4月には新綱島駅の開業や周辺再開発も予定されているなかで、早急に拡幅整備を求める声が強くなっていました

箕輪町2丁目の「日大高校入口交差点」付近の拡幅計画線、水色の線は「相鉄東急直通線」の計画線(横浜市行政地図情報提供システム「iマッピー」より)

箕輪町2丁目の「日大高校入口交差点」付近の拡幅計画線、水色の線は「相鉄東急直通線」の計画線(横浜市行政地図情報提供システム「iマッピー」より)

横浜市は2008年時点の資料で、拡幅工事を行う区間について「堅牢な建物が数多くありますが、これらの土地の都市計画にかかる部分は、駐車スペース等の比較的取得が容易な状態が保たれています」といい、「過去に先行取得路線として、事業化に先立ち地権者からの申し出により、一部用地を取得しています」とも報告しています。

綱島東2丁目の諏訪神社付近の拡幅計画線、水色の線は「相鉄東急直通線」(地下鉄)の計画線(横浜市行政地図情報提供システム「iマッピー」より)

綱島東2丁目の諏訪神社付近の拡幅計画線、水色の線は「相鉄東急直通線」(地下鉄)の計画線(横浜市行政地図情報提供システム「iマッピー」より)

沿道の多くの建物は将来の道路拡幅を見通し、そのスペースを駐車場として活用しているケースが多いのですが、箕輪町2丁目の「日大高校入口交差点」の周辺や、綱島東2丁目の長福寺信号付近から旧「東京園」(温泉施設)付近にかけては計画線の上に家などが複数建てられています

計画線上にある綱島東2丁目の葬儀場「送賓館」(株式会社シティーセレモニー運営)が今月(2016年3月)限りで営業を取りやめるなど、工事を見越した動きも出ていますが、土地の売買などで多くの利害関係者がからむことになるため、工事の着工までには、まだ時間がかかりそうです

【関連記事】

<横浜市が案を提示>綱島街道4車線化と下田町へのバス通り拡幅を優先整備へ(2015年11月14日)

<市の道路計画>綱島街道の改善と矢上小付近の危険回避求める声、実現できるか(2016年3月7日)

【参考リンク】

都市計画道路の優先整備路線について(横浜市道路局)


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