日吉台学生ハイツが4月から1年かけて解体へ、跡地は最大でも6~7階の建物か | 横浜日吉新聞

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「日吉台学生ハイツ」閉館後間もなく解体工事の準備に取り掛かっている(2016年3月25日)

「日吉台学生ハイツ」は解体工事の準備に取り掛かっている最中(2016年3月25日)

日吉駅東口近くの「日吉台学生ハイツ」(箕輪町1、正式名は「東京・スチューデントハウス日吉台」)が取り壊しとなることが決定しました。2016年3月20日(日)の閉館後、翌日からは館内の自動販売機などが運び出された後、25日(金)には既に敷地周辺に白い壁が作られ、解体の準備が進められています。

解体作業は4月から本格化し、2017年4月中旬まで約1年間かけて行われるといいます。これまで、日吉台学生ハイツは24時間営業だったため、深夜帯であっても灯りをともしていましたが、今後は夜間帯に綱島街道を歩く際には寂しくなりそうです。また、同館前は小学生の通学路となっているため、該当の小学校では児童に対し、通学時などに工事車両などに注意するよう呼びかけています。

なお、日吉台学生ハイツが解体された後の活用法については「現在のところ決まっていない」(伊藤忠商事広報部)としています。

同館が位置する箕輪町1丁目1番地は「準住居地域」となっており、横浜市の規制では最大でも高さ20メートルまでの建物しか建てられないこととされています。現状は9階建てとなっていますが、「新たに建てられるのは高くても6~7階建て程度になるのではないか」(関係者)との指摘があります。

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