普段はたどり着けない!日吉に存在する謎の空き地、実は横浜市の所有で貸出可能

横浜日吉新聞
横浜市が持つ未利用地は市内に300箇所あり、日吉の街には5箇所あります

横浜市が持つ未利用地は市内に300箇所あり、日吉の街には5箇所あります

横浜市が所有している土地のなかで、使い道が決まっていない小規模な未利用地を貸し出す制度が設けられているのをご存知でしょうか。市内の約300カ所が対象となっており、港北区内には2016年3月時点で6カ所が存在していますが、このうち5カ所が日吉の街にあるのです

これらの土地は一戸建ての住宅が一軒くらいは建てられそうな規模なのですが、市が公共施設を作るためなどに使うには小さいし、場所も微妙……ということで今のところ使い道が決まっていないといいます。とはいえ、ただ放っておいても何も生まないので、だったら地域団体や市民、企業に貸し出そうという主旨で、その情報は広く公開されています。

日吉の街には日吉駅から比較的近い日吉2丁目に1区画、下田町3丁目日吉本町6丁目にそれぞれ2区画があります。このうち「日吉本町六丁目61番」という土地は現在のところ借り手が見つかって、何らかの形で活用されている様子です。

では、市の未利用地どんな場所にあるのでしょうか。たとえば「日吉二丁目26番」という物件を見てみましょう。日吉駅の西口から約550メートル、歩いて8分程度という好立地。「日吉二丁目公園」の並びで、一戸建て住宅を建てればそれなりの価格で売れそうな場所です。

未利用地は詳細情報が公開されている(日吉2丁目の土地案内)

未利用地は詳細情報が公開されている(日吉2丁目の土地案内)

が、ちょっと不思議。普通に歩いていても絶対にこの土地と出会うことはありません。普段は立入禁止となっている専用の階段を昇っていかなければたどり着けない場所なのです。ここが市有地であることはおろか、実際に土地の姿を見た人さえ数えるほどしかいないのではないか、という物件です。

一方、下田町と日吉本町6丁目の土地は外から見える場所にはありますが、やはり階段を昇る形の場所となっており、駐車場としての利用も難しそうです。だからこそ未利用地となっていて、丘の多い日吉にその存在が集中しているのかもしれません。

とはいえ、家を建てる際の資材を置いたり、何らかの大きいものを一時保管するというケースには活用できそうです。農地や花壇にするのも一案ですが、横浜市によると「個人の趣味で花を植えたり、畑を作ったりするために使うには少し高い貸出料金となっていて、相場と比べてもそんなに安くはないですよ」とのこと。

ただ、町内会や自治会として借りれば安くなる措置を設けているそうで、自治会館の建設用地や地域の防災倉庫として活用されているケースが多いようです。自治会などが地域の人のために花壇として借りている場所もあるといいます。

貸し出しは1カ月単位でも可能となっており、最長で2年まで。料金の目安は1平米あたり500~600円とのことでした。

何らかのよい使い道が思いついたら、ぜひ活用を考えてみてはいかがでしょうか。場所が場所なので、商売には向かないと思われますが……。

【参考リンク】

利用可能な対象地リスト(未利用土地利用案内、港北区内)

市の未利用地がご利用いただけます(横浜市財政局)


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