現在、綱島東4丁目のパナソニック工場跡地で建設工事が進む「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(綱島SST)について、横浜市やパナソニック、野村不動産に加え、「Tsunashima SST協議会」という綱島SSTに関わる4者が2016年3月28日(月)に都内で共同記者会見を行うと発表しました。
この会見では、横浜市の林文子市長やパナソニックの津賀一宏社長、野村不動産の宮嶋誠一社長らが登壇し、綱島SSTのまちづくりのコンセプトや展開予定のスマートサービスなどを発表する予定としています。
これまでに綱島SSTでは、4つの建物のうち、米アップルの研究施設「綱島TDC(テクニカル・デベロップメント・センター)」(2017年3月完成予定)をはじめ、エリア全体を統括するタウンマネジメント施設の工事が始まっており、アップル裏手に建てられる10階建てのマンションは4月中旬にも着工される予定です。
一方、敷地内で最大の規模となる「アピタ横浜綱島店」については、工事着工の見通しが示されていないことから、今回の会見で何らかの方向性が発表される可能性もあります。
なお、今回の共同記者会見を構成する「Tsunashima SST協議会」は、土地所有者のパナソニックや野村不動産が代表幹事となり、幹事会員には開発事業者のMID都市開発、アピタを建設予定のユニー、Apple Japan(アップルジャパン、米アップルの日本法人)が名を連ねています。
パナソニックが工場跡地を活用し、先に展開している藤沢市の「FujisawaSST」では、住宅や都市開発に関連する企業だけでなく、警備会社や広告会社の電通、NTT東日本など19社がパートナー企業として運営やサービス提供に携わっています。綱島SSTでも多くの企業が参画する可能性がありそうです。
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【参考リンク】
・横浜市、Tsunashima SST協議会、パナソニック株式会社、野村不動産株式会社 共同記者会見のご案内(横浜市、2016年3月15日)