新綱島駅周辺の再開発、正式決定へ向け3/15(火)19時に地区センターで「公聴会」 | 横浜日吉新聞

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今回の公聴会では新たな資料や案内は作られておらず、前回の素案説明会時に掲載された案内を参照することになる(説明会資料より)

今回の公聴会では新たな資料や案内は作られていないため、2月の素案説明会時に掲載された案内(PDF)を参照することになる(説明会資料より)

綱島駅東口と新綱島駅(仮称)周辺の再開発計画については、横浜市が素案の説明会を先月(2016年2月)16日に行いましたが、これをうけ、あらためて「公聴会」が3月15日(火)の19時から綱島地区センターの会議室で開かれることになりました。

公聴会は正式には「都市計画公聴会」といい、都市計画決定を行ううえで、法律に基づいた正式な手続きとなります。先日行われた説明会は、記録に残らないという意味では非公式の扱いで、今回が“公式の場”という位置付けです。そのため、発言を行うには事前にその内容を申し出る必要があり、これは既に2月29日で締め切られています

綱島地区センターは綱島駅西口から徒歩5分(約500メートル)の場所にある

綱島地区センターは綱島駅西口から徒歩5分(約500メートル)の場所にある

発言を行う人は「公述人」と呼ばれ、公聴会では1人につき約10分の時間が与えられるといいます。ただし、説明会とは異なり、市側の回答はその場では行われず、後日に文章回答という形になります。公述人が表明した意見も正式な文章として残りますが、要旨となったり、固有名詞や人名などが伏せられたりする場合もあります。

3月15日の公聴会では、複数の公述人が意見を表明するとみられます。昨年(2015)7月16日に同じ綱島地区センターで開かれた「綱島サスティナブル・スマートタウン(綱島SST)地区」の地区計画決定における公聴会の際は、2名の公述人が意見を述べています。

なお、傍聴は誰でも可能となっており、事前の申し込みは必要ありません。

【関連記事】

駅東口と新綱島再開発で公聴会、エリア内立地マンション住民が工事を不安視(公聴会当日の様子、2016年3月16日)

<新綱島駅周辺の再開発>説明会に住民200名超、横浜市側への質問も続々(2016年2月17日)

横浜市会で「新綱島・東口再開発」関連のやり取り続出、3議員が相次ぎ取り上げる(2016年3月1日)

【参考リンク】

新綱島駅(仮称)周辺地区における土地区画整理事業の決定等について(説明会でのスライド資料も公開)

公聴会の開催情報(横浜市、今回の公聴会に関する資料は前回の説明会時と同様)

横浜市都市計画公聴会規則(第6条に「公述をしようとする者は、住所、氏名、意見の要旨その他市長が必要と認める事項を記載した書面を市長が指定する日までに市長に提出しなければならない」などの規定)

横浜市都市計画公聴会開催要領PDF※第7条に1人10分以内などとある、6ページ目の「4」には「公述していただいた意見に関連して議長から質問をすることがありますが、公述人から議長及び事務局への質問はできませんので、御了承ください」とある)

「綱島SST地区」の地区計画決定における公聴会における公述意見の要旨と市の考え方PDF※公聴会での公述内容の記録と、市側はこのような形で回答するという参考例、2015年9月ごろ公開)

「綱島SST地区」の都市計画案に対する意見書の要旨と都市計画決定権者の見解PDF※微妙な内容の意見だと固有名詞が伏せられることがあるという参考例、2016年1月25日の「第140回横浜市都市計画審議会」で公開)


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