真の地元チームとなった「F・マリノス」、2/27(土)夜に日産スタジアムで開幕戦 | 横浜日吉新聞

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「新横浜通信」のアイキャッチマーク2016年2月27日(土)に新横浜の日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で港北区のJリーグシーズンが開幕!――。

日吉や綱島など港北区内の小学校に通う子どもの机には、Jリーグチーム「横浜F・マリノス」の選手が載った“2016年シーズン特製下敷き”や試合の予定表などが置かれているかもしれません。今年(2016年)も区内の全児童に配られています。そう、まもなくF・マリノスの開幕戦が始まります。今年はみなとみらいの「マリノスタウン」を離れ、新横浜周辺に完全移転しただけに港北区内ではいっそうの注目を集めそうです

港北区内の小学生は必ず持っているF・マリノスの特製下敷き

港北区内の小学生は必ず持っているF・マリノスの特製下敷き

これまで同チームは、練習場所は「みなとみらい」、ホームグラウンドは港北区小机町の「日産スタジアム」という形をとってきましたが、今年からは試合以外の活動も新横浜公園内で行うことになり、名実ともに「港北区の地元チーム」となりました。

日吉の住民としては、すぐ隣にある川崎市中原区の等々力(とどろき)陸上競技場をホームとする川崎フロンターレも身近に感じたりするのですが(武蔵小杉や新丸子駅での電車発車時にはフロンターレ応援歌のメロディーが流れるので、つい覚えたりしますし)、ただ、3年後には新鉄道(相鉄・東急直通線)の開業で新横浜がより身近な沿線になることを考えれば、日吉でもこれからはF・マリノスへの愛着はより高まってくるかもしれません。

特にF・マリノスと日吉は浅からぬ関係があります。昨年(2015年)夏まで「日吉のヒーロー」と呼ばれた日吉育ちの富澤清太郎選手が在籍していたのです。日産スタジアムの試合では“日吉のヒーロー・富澤清太郎”と書かれた横断幕が掲出されるなど、サッカー界で日吉の名を知らしめてくれる存在だったのですが、残念ながら昨年7月にジェフユナイテッド市原・千葉へ移籍しています。

駒林小学校→日吉台西中学→日大高校→関東学院大学という経歴を持つ富樫敬真(けいまん)選手。正式入団は2016年シーズンだが、大学生時代の昨年、Jリーグ特別指定選手として試合に出場している

駒林小学校→日吉台西中→日大高校→関東学院大学という経歴を持つ富樫敬真(けいまん)選手。正式入団は2016年シーズンだが、大学生時代の昨年8月、Jリーグ特別指定選手として3試合に出場している

富澤選手の移籍により、ついにF・マリノスから日吉出身者がいなくなってしまった……と思いきや、今度は駒林小学校(日吉本町2)から日吉台西中学校(日吉本町5)へ進み、そして日大高校(箕輪町2)へ進学したという“日吉度”が非常に濃い富樫敬真(けいまん)選手(関東学院大学、1993年生まれ)が新たに入団。F・マリノスに日吉出身者の血が受け継がれることになったのは非常に嬉しいところです。

そんな日吉のニューヒーロー・富樫選手の活躍も期待されるF・マリノスの2016年シーズンは、2月27日(土)18時30分からのホーム・日産スタジアムでのベガルタ仙台戦で幕を開けます。当日はスタジアムの光を落として選手を迎える光の演出や、スタジアムの外ではマグロ解体ショーや、YOKOHAMAユニフォームを着た「ピカチュウ」の来場など、さまざまなイベントが予定されています。

小学生向けのマリノスニュース

小学生向けのマリノスニュース

3月は日産スタジアムで試合はありませんが、等々力陸上競技場では23(水)に川崎フロンターレとF・マリノスの試合(ヤマザキナビスコカップ)が予定されています。

日産スタジアムでの試合は、4月が10日(日)に浦和レッズ戦、24日(日)はサンフレッチェ広島戦、30日(土)に湘南ベルマーレ戦と重要な3試合を予定。5月は8日(日)のヴァンフォーレ甲府戦と29(日)の柏レイソル戦の2試合、6月は11日(土)に川崎フロンターレ戦、25日(土)にはFC東京戦と近隣対決が組まれています。

地元でF・マリノスファンの方はもちろん、フロンターレなどのアウェイファンの方も含め、今年はぜひ日産スタジアムへ観戦に出かけてみてはいかがでしょうか。

【参考リンク】

横浜F・マリノスホームページ

2016年2月27日(土)の開幕ゲーム情報

日産スタジアムへのアクセスなど

富樫敬真(けいまん)選手2016年加入内定のお知らせ(日吉出身)

川崎フロンターレホームページ(3/23にF・マリノス戦)


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