港北区内で放火が相次いでいます。横浜消防によると、2016年1月31日(日)の午前2時55分頃から4時19分頃にかけて大豆戸(まめど)町で連続して3件が発生。さらに、同日15時10分頃には綱島東でも雑誌を焼かれる事件が発生しています。
これに加え、横浜消防では2月11日(木・祝)の11時ごろに日吉本町駅近くにある「日吉本町鯛ヶ崎(たいがさき)公園」(日吉本町5)で枯草などが約100平方メートルにわたって焼けた火災も放火だとみています。
港北区防犯メールによると、今年(2016年)に入り、港北区内では16件の火災が発生しているといい、このうち5件が放火によるものだったとみられます。昨年は1年間で14件が発生していますが、既に三分の一以上が起きたことになります。
横浜市で起こった火災の原因は、1985年から2014年までの30年にわたり放火がトップという状況です。港北区防犯メールでは「放火されないためには、家のまわりに燃えやすいものを置かないことが大切です。不用品や古紙などは家の中や物置で保管しましょう」と呼びかけています。特に冬場は「寒いため、夏場に比べれば夜の人通りは少なくなり、人目につきにくいこともあって放火されやすい環境」(横浜消防)であるため、各家庭で十分に警戒することが重要です。
【関連記事】
・日吉本町駅近くの「鯛ヶ崎公園」で火災、上部の竹林内で枯れ木や雑草焼ける(2016年2月11日)
【参考リンク】
・放火火災発生状況~港北区(横浜消防)
・放火火災を未然に防ごう!(横浜消防局からのお知らせ、2016年1月)