“園芸店”にはない、自然いっぱいの草木の材料を使ったリース作りを親子で――。空き家を利用した異世代交流スペース「えんがわの家よってこしもだ」(下田6)では、2月17日(水)10時より11時30分まで「親子でリースと木工工作」教室を開催します。
今回、リース作りの材料提供、および指導を行うのは、同じ下田町の植木屋・造園業の「庭祐(にわゆう)」を経営する小笠原恵里香さん。「庭祐」は、造園の経験が豊富な庭師の小笠原将隼(まさと)さんが、長年勤務した造園会社を退職・更に庭師としてのキャリアを積んだ後、恵里香さんと3年前に立ち上げた会社です。
主に将隼さんは剪定(せんてい)、刈り込み、伐採を担当し、恵里香さんは、伐採した草木の運搬、草むしりなどの下回りの業務を担当しています。
「庭祐」の仕事で現場を訪問し、お客様と接する中で、草木など自然の素材に日々触れてきたという恵里香さん。繰り返しお仕事の依頼を受けていくなどするうちに、時折、お客様にリースを手作りしてプレゼントすることもあるといいます。
会社を立ち上げた当時は、東京の田園調布あたりから川崎、横浜まで広く営業活動も行っていたという「庭祐」の活動範囲。チラシを配るなどの苦労も多々あったとのことですが、「今では庭師の早く確かな仕事ぶりも評価いただけているのか、日吉・綱島での口コミでの仕事のご依頼が増えてきました。繰り返しご用命いただくことも増え、お客様と作業の休憩中に、お話し相手になったりもするんです。お客様とコミュニケーションを取るうち、また、作業の中で、リース作りを思いつき、材料も集めてきました。造園業が用意する素材は、庭を、草木を良く知っているからこそご用意できるものばかりなんです」と恵里香さん。
そんな恵里香さんが、日々の業務の中で特別に手に入れることが出来た数々の、“一般の園芸店にはない” 天然の木や葉などの草、木の実や花、花殻、つるなどの多種多様な材料を今回は使用予定。リースの土台は、なかなか手に入りにくいというシュロやモクレンの茎などを用意し、その上に、好きな素材を選び、工作していくので「草木のバイキング形式で、楽しいですよ」と、恵里香さんは笑顔で語ります。
「材料は、腐らないように全て乾燥させてあるので、リースが完成した後、ずっと長持ちするので安心してお作りいただけます。また、素材はとげがないものを使用しているので、小さなお子さんでも安心して参加できます。自然いっぱいの素材を、実際に手で触れて、楽しむことができる。お子さんの発育や成長にも、必ずプラスになると思います。木々や自然の恵みを感じることができるリース作り。ぜひ、多くの皆さんにご参加いただきたい」と恵里香さんは、たくさんの親子での教室参加を呼び掛けています。
よってこしもだの「親子でリースと木工工作」教室は限定8組までの受付(先着順)。詳細は、下記のリンク先までお問い合わせください。
<料金>(いずれも材料費込)
◆親子参加(大人1名+こども分含む)
一般:1200円、会員:1000円
◆子どものみ工作(一名親の同伴要)
一般:700円、会員:500円
※下記リンク内のメールにて受付。
※当日は木工用ボンド各自ご持参ください」とのこと。
【申し込み・問い合わせ先】
・えんがわの家よってこしもだホームページ(親子でリースと木工製作)
・えんがわの家よってこしもだホームページ(アクセス・メール送信先)
・自然の恵みに触れ合いながらものづくり(庭祐Facebook・イベントページ)
【参考リンク】
・植木屋造園業 庭祐(にわゆう)Facebookページ
【関連リンク】
・“空き家”活用の先進事例「よってこしもだ」で月2回の親子英会話教室(2015年12月5日)
・子連れでジャズを楽しめる、12/18(金)夜に「よってこしもだ」クリスマスライブ(2015年12月17日)
・英語を共に学びあう「よってこしもだ」のTOEICタイム、今月は1/28(木)に(2016年1月19日)