港北区は2016年4月に小規模保育所(小規模保育事業)4園を開園することを発表し、2園が下田町、2園が綱島東にそれぞれ設置されることが決まりました。特に不足している0~2歳児の保育定員が増えることになります。
日吉に開園する2園のうち、1つは下田町5丁目の下田町交差点近くで横浜市への届出済み保育園(認可外)として、横浜市の一時預かりなども行っている「くじら保育園」で、生後3カ月から2歳児まで15名を受け入れます。
もう一つは、下田町4丁目の大規模団地「サンヴァリエ日吉」の8号棟にある一室に設けられる「ベイキッズ星の森保育園」で、生後57日から2歳児まで10名が定員となっています。同園は横浜市泉区の「ベイキッズおひさま保育園」を運営するNPO法人が運営者となります。
一方、綱島の2園のうち1つは、新田堀(しんでんぼり)バス停近くのマンション「コリエンテ綱島」(綱島東3丁目)1階に開設される「保育ルームClover(クローバー)綱島園」で、生後57日から2歳児まで定員は19名。平日は19時30分まで開園します。運営者は元住吉や武蔵小杉(4月開園)などで保育園を運営する株式会社グランドクロス(川崎市中原区市ノ坪)で、アットホームな環境での保育を目指しているといいます。
もう一つは、綱島駅から徒歩5分程度、現在建設中の「新綱島駅」や鶴見川に近い綱島東1丁目にオープンする「天才キッズクラブ楽遊館綱島園」です。ここは、女子プロゴルファー・横峯(よこみね)さくらさんの叔父で、鹿児島県で保育園を運営してきた横峯吉文さんが生み出した「ヨコミネ式」を実践する保育施設で、生後10カ月から2歳までの19名を受け入れます。平日は20時まで開園するとしています。
これら4園への入所は2016年2月10日必着の「2次利用申請」で申し込むことができます。
日吉・綱島地区では保育所不足が続いているため、この4園のほかにも、4月開園へ向けて新設される可能性もあります。
なお、各園の名称はいずれも仮称です。
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・日吉や綱島の保育園に関連する記事一覧
【参考リンク】
・平成28年度保育所等利用申請について(港北区、2次申請は2月10日必着)
・小規模保育事業4か所の開所が新たに決定しました(PDFファイル、港北区2016年1月29日発表)
・2016年4月に新設される保育所など7つの詳細地図(PDFファイル、港北区2016年1月29日発表)
・くじら保育園(下田町5丁目)
・横浜市のベイキッズ(下田町4「ベイキッズ星の森保育園」の運営主体)
・保育ルームClover(クローバー)(綱島東3「保育ルームClover綱島園」の運営主体)
・ヨコミネ式天才キッズクラブ万福寺園(綱島東1「天才キッズクラブ楽遊館綱島園」の運営主体)