<日吉から近い横浜国際プール>水泳だけじゃない!多彩なスポーツ・文化教室 | 横浜日吉新聞

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横浜国際プールは1998年に完成。同年開催の「かながわ・ゆめ国体」の会場としても利用された。2020年東京五輪の英国のキャンプ地としての利用が大きく報道され、注目が集まっている

横浜国際プールは1998年に完成。同年開催の「かながわ・ゆめ国体」の会場としても利用された。2020年東京五輪の英国のキャンプ地としての利用が大きく報道され、注目が集まっている

2020年の東京オリンピックで英国チームのキャンプ地候補となり、一躍注目を浴びる大型プール施設で楽しく”教室”受講を――日吉駅から横浜市営地下鉄グリーンラインで4駅、15分程度でアクセス可能な横浜市営の「横浜国際プール」(都筑区北山田)は、横浜・川崎両市の地域スポーツ拠点として注目されるばかりでなく、文化的な習い事やイベント開催などでも便利に使えることから、日吉近郊に住む利用者の間で話題になっています。

横浜国際プールは1998(平成10)年のオープン。国際公認の夏季メインプール(50m×10コース)をはじめ、サブプール(50m×8コース)やダイビングプール(25m×25m、水深5m)といった3つのプール施設のほか、冬季期間のみメインプールをテニスコートに転用した形のスポーツフロア、体育館(サブアリーナ)、トレーニングルーム、会議室(132席の多目的ホールと3つの会議室)、テニスやフットサルに使える多目的コートなど、水泳のみならず、バスケットやフットサル、テニスなど、多様なスポーツを楽しめる施設として多くの人々に利用されています。

プールのみ、と思われがちの施設名だが、トレーニングルーム、会議室、多目的コートなど、多種多様な「場」が提供されている。季節の"習い事"教室も充実しており、人気を集めている(写真は横浜国際プール・ホームページより)

プールのみ、と思われがちの施設名だが、トレーニングルーム、会議室、多目的コートなど、多種多様な「場」が提供されている。季節の”習い事”教室も充実しており、人気を集めている(写真は横浜国際プール・ホームページより)

国際・国内基準の贅沢な設備を利用した水泳教室に加え、テニスやバレーボール、卓球や太極拳、フラダンスといったスポーツ・ダンス・運動関連の教室を定期開催。また、スポーツのみならず、書道、日本画、ハワイアンキルト、フルートやサックス、声楽といった音楽教室、英会話などの外国語講座なども開講しています。

さらに、子どもを対象とした教室も充実しており、サッカーやテニス、バレーボールや卓球といった球技や、チア・スクール、バレエ、ヒップホップといったダンス系、体操、新体操といった教室も開講されています。

スポーツを利用者が行うのみでなく、水泳をはじめ、プロバスケットボール・横浜ビー・コルセアーズのホームゲームなど、多くのスポーツ大会や各種イベントも行われている。現在(2016年1月21~24日)も、国際プールで第30回テニス日本リーグが開催されている

スポーツを利用者が行うのみでなく、水泳をはじめ、プロバスケットボール・横浜ビー・コルセアーズのホームゲームなど、多くのスポーツ大会や各種イベントも行われている。現在(2016年1月21~24日)も、国際プールで第30回テニス日本リーグ が開催されている

「子どもからご高齢の方まで気軽に参加できる教室」をキャッチフレーズにしているため、施設は小さな子どもから大人まで幅広い年代層で賑わっています。館内には、1歳6ヶ月から未就学児まで利用できる一時保育「こくぷっこクラブ」(定員16名、開設日は限定、2時間まで1200円)があり、国際プールの施設を利用の間、子どもを預けることができます。子育てで習い事をしづらい子育て世代のパパ・ママにも人気です。

とりわけ、今地域密着を進めているプロ・バスケットボールチーム・横浜ビー・コルセアーズのチア・リーディングスクール(定期教室として開催)や、昨年2015年からは横浜DeNAベイスターズのベースボールスクールも新規開講されており、横浜ゆかりの”プロスポーツに親しめる場”として、子どもたちにも人気の講座となっています。

また、横浜市内や日吉エリアのみならず、地下鉄グリーンライン沿線の街や、バスが直通している川崎・東急田園都市線沿いの鷺沼方面、武蔵小杉、武蔵新城といった南武線沿線エリアからも利用があることから、2020年7月より開催される東京オリンピックの英国キャンプ地として連携を行う横浜、川崎両市のスポーツ中核拠点として、また、オリンピック開催に向けた、より一層の市民交流の場としての役割の強化も期待されています。

国際プールを利用中に子どもを有料で一時預かってもらえる「こくぷっこクラブ」(定員16名・事前予約優先)も人気。1歳6ヶ月から未就学児まで利用可

国際プールを利用中に子どもを有料で一時預かってもらえる 「こくぷっこクラブ」(定員16名・事前予約優先)も人気。1歳6ヶ月から未就学児まで利用可。主に火~金曜日のみ開設

横浜国際プールの2016年春の定期教室の案内は「2月上旬頃から開始の予定」と同館。春は、進学・進級や、新たな習い事を検討・スタートする人が多い季節。横浜国際プールが、2020年に向けてどのように横浜、川崎の両市民に親しまれる地域スポーツ活動拠点となってゆくのかに注目が集まります。

横浜国際プールは、横浜市営地下鉄グリーンライン日吉駅・日吉本町駅などから北山田(きたやまた)駅下車、徒歩約5分。改札を出て、屋外へ出た後、長い階段を上った丘の上にあります。

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【参考リンク】
横浜国際プールホームページ

横浜国際プール(交通・駐車場のご案内、北山田駅から徒歩5分)

横浜国際プール(教室案内・定期教室)

横浜DeNAベイスターズ・ベースボールスクール(横浜都筑校)


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