(2016年1月の記事です)週明けの2016年1月18日(月)の未明から降り続いた雪は、朝には雨に変わったものの、横浜市内で3センチほど積もり、通勤・通学に大きな支障をきたしました。
東急線では早朝から東横線が各駅停車のみの運転となり、目黒線も大幅な遅れが発生。東横線では渋谷方面へ向かう各列車ともに日吉到着の時点で超満員となっており、乗り切れない様子も見られました。また、乗車しても駅間でノロノロ運転となったり、頻繁に停止するなど、元住吉駅に着くまで10分近くもかかるような状態でした。
日吉駅では、渋谷方面ホームに乗客が入りきらなくなったため、改札口前で規制が何度も行われ、ホームへたどり着くまでに数分かかる状況。
駅舎が狭い綱島駅では、駅構内に入りきらない客が東口側のバス通りにまであふれ、バスが何台も駅付近で立ち往生していました。そのため、綱島駅を発着するバスにも遅れが出ました。
一昨年(2014年)2月の大雪で電車の追突事故が発生した元住吉駅では、停車しない目黒線の急行列車が自転車のようなスピードで通過する様子も見られました。
綱島街道では車道上には雪はほとんどなかったものの、日吉から綱島方面への2車線区間で渋滞が発生。ほとんど動かない状態となっていました。
一方、歩道はシャーベット状の雪と雨で非常に滑りやすく、裾がビショビショになりながら、おそるおそる歩いている姿が目立ちました。特に日吉駅から箕輪町への緩い下り坂が危険な状態で、日大高校・中学校へ通う生徒らが苦労しながら歩く様子が見られました。
現在、米アップルの研究施設などの工事が進む「Tsunashima(綱島)サスティナブル・スマートタウン」(綱島SST、綱島東4)では、朝から作業員数人が周辺で徹底して除雪を行ったようで、歩道にはまったく雪がなく歩きやすくなっていました。また、沿道の店舗では、店の前の歩道を急いで除雪する様子が見られました。
【参考リンク】
・東急電鉄の運転状況や遅延証明書