南日吉に民間の学童保育施設、4月オープンを前に12/12(土)に説明会 | 横浜日吉新聞

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来年4月のオープンを予定する民間の学童保育施設「トライアフタースクール日吉本町」のチラシ

南日吉商店街内の日吉本町3丁目に民間の学童保育施設「トライアフタースクール日吉本町」(日吉本町駅から徒歩4分)が来年(2016年)4月にオープンを予定しています。これに先立ち、今月(12月)12日(土)の10時30分と13時からの2回、加えて12月20日(日)10時30分からも合わせて計3回の事前説明会が同施設で開かれます。

小学生の児童が学校終了後の「居場所」として利用できる施設としては、横浜市が各小学校校舎内に設けた「放課後キッズクラブ」(19時まで開設)と、「はまっ子ふれあいスクール」(18時まで開設)がありますが、ここは児童を「保育」するのではなく、「居場所」の提供と位置付けられており、児童が自主的に遊んだり、勉強をしたりする場所です。無料もしくは月額5000円程度で利用できます。

一方、「保育」の分野では、学校近隣に独立して設けられた「放課後児童クラブ(学童クラブ)」があり、こちらは横浜市が運営費を助成し、地域住民らが中心となって自主的に運営しているため、公的な学童保育といえるでしょう。施設によって異なりますが、平均で1万7000円程度の保育料が必要となっています。

共働き世帯が増えるなか、放課後の居場所に対するニーズは急増していますが、公的な施設や学童保育だけでは足りない状況があり、民間企業の参入が増えています。

南日吉商店街のスーパー「メグミマーケット」などの近くに開設される

南日吉商店街のスーパー「メグミマーケット」などの近くにあるビル1階に開設される

民間の場合、公的学童と比べると利用料金は月額2~3倍ほど高くなることが多いのですが、学習や体育関連の独自プログラムや、小学校への迎え、駅への送りなど細かなサービスが設けられています。

日吉地区では、2010年4月から箕輪1丁目に東急グループ傘下の「キッズベースキャンプ日吉」が開設されていますが、この数年は定員超過で利用できないケースも多くなっているようです。

来年度(2016年度)にオープンするトライアフタースクールは、サッカースクールなどを運営する東京都小平市の株式会社LOHAS(ロハス)が設ける民間学童保育です。公的学童である「駒林学童保育」(日吉本町3)の至近距離に設けられます。

定員30名の少人数施設とし、英語や料理、体操といった多彩なプログラムが設けるといいます。

車での迎え対象校は、近隣の駒林小学校や日吉南小学校に加え、日吉台小学校と北綱島小学校となっています。

なお、説明会に参加のうえ、12月までに入会を申し込んだ場合は、2万2680円の入会金が無料になるとのことです。

【関連記事】
小学生の放課後を預かる「学童保育」、日吉地区の2施設が12月に説明会(2015年11月24日)

【参考リンク】

トライアフタースクール江田(青葉区で運営中の施設)

トライアフタースクール江田のFacebookページ(日吉本町の説明会情報あり)

株式会社LOHAS(運営会社)

港北区放課後児童育成事業の一覧PDFファイル、2015年9月現在)


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