10/26(月)13時半ごろ普通部近く日吉本町1丁目の住宅地で火災、住人が被害 | 横浜日吉新聞

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消化にあたる消防隊員

消化にあたる消防隊員(10月26日)

きょう2015年10月26日(月)13時20分ごろ、日吉本町1丁目の木造一戸建ての家から出火し、約1時間後(消防署による正式な鎮火時間は16時41分)には消し止められたものの、住人である81歳の女性が亡くなった模様です。

火災の発生場所は慶應義塾普通部(中学校)に近く、マンション「ニチモ日吉第3コーポラス」の裏手です。一帯は県内有数の地価が高い場所として知られる住宅地で、火災が発生した家も古くからある一軒家です。

付近の住民によると、この家は長い間、女性が1人で暮らしていたといいます。住居の周りは木々や草木が生い茂り、外から中の様子が見えないような状況だったため、「枯草で火が出ないかずっと心配だった」と話す人もいました。また、この家の住人とは近所づきあいがほとんどなかった、と語っている人が多く見られました。

付近は白い煙に覆われていた

付近は白い煙に覆われていた(10月26日)

火災を発見し消防署に通報したという付近の住民は、「消防署が近かった(箕輪町1丁目)ので、すぐに来てくれてよかった」と消化活動を見守っていました。

出火後、住宅地一帯は白い煙で覆われ、付近の道路には消防車十数台とパトカーや救急車などの緊急車両で埋め尽くされた状態。

近所の慶應普通部の学生や日吉台小学校の生徒らが、下校時に驚いた様子で眺める様子も見られました。

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本紙撮影による火災発生直後の動画(YouTubeで公開)


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