日吉や綱島など区内で火災が急増、港北消防署が「対策と予防」を緊急呼びかけ

横浜日吉新聞

11月29日に日吉で起きた火災では死者も発生してしまった

日吉・綱島エリアで火災が相次いでおり、一昨日(2017年11月)29日に日吉駅近くで起きた住宅火災では死者も出てしまい、同日深夜(日付は30日)には箕輪町でも人の気配がほとんどない場所で出火しています。

今年は港北区全体で火災が急増しており、すでに先月29日時点で昨年1年間の発生件数を超える状況です。港北消防署では「港北区火災急増中」と題した文章を緊急で発表し、放火やたばこ、こんろ、電気機器、ストーブによる出火対策や心構えなどをまとめ、予防を呼びかけています。

以下、港北消防署による火災予防の呼びかけ文章を転載します。

■ 港北区火災急増中(港北消防署)

港北区では、今年の火災件数が昨年と比べて大幅に増加しています。11月29日現在で火災件数が69件となり、昨年1年間の火災件数68件を超えてしまいました。最近では菊名、大曽根、新横浜、箕輪町、日吉本町、小机町で火災が発生しました。また、火災による死者も発生してしまいました。

11月20日現在の港北区内における火災発生状況、その後も増え続けている(港北区サイトより)

出火原因の上位は放火、たばこ、こんろ、電気機器、ストーブと続いています。

放火を防ぐためには、家の周りに燃えやすいものを置かない等「放火されない、放火させない環境づくり」に努めることがとても大切です。

たばこによる火災では、主な原因はポイ捨て、消したつもりでの不始末、寝たばこ等、喫煙マナーを向上することにより十分に防ぐことができますが、常に出火原因の上位となっています。

また、これから寒さが本格的となり、ストーブ等の暖房器具の使用機会が増えることから、ストーブなどを原因とした火災の発生も増加します。今年の初めには電気ストーブが原因となる火災により焼死者も発生しました。

電気ストーブは火を使用していないため、他の石油ストーブ等と比べると安全だと思われがちですが、使用法を誤りますと火災は発生してしまいます。

燃えやすい物を近くに置かない、外出時や寝る前には消火する、ストーブの上に洗濯物を干さない等の対応が、安全に使用するためには必要となります。

11月20日現在の町内会別に見た火災発生状況、1町内会エリア内での人口の多さもあり、日吉と綱島が突出している(港北区サイトより)

住宅火災の原因を調べてみると、過去10年間こんろによる火災が1位となっており、住宅火災において、台所から出生した割合は、約3割を占めています。

今年(平成29年)上半期のこんろを原因とする火災は、「放置する、忘れる」が33%、「過熱する」は30%で全体の約6割を占めています。こんろ火災を発生させないためには、調理中その場を離れない、コンロの周りには、燃えやすいものを置かないようにしましょう。

そして、これから年末年始を迎え、火を使用する機会が多くなります。また空気も乾燥し、火災が発生しやすくなり、一度火が付くと消火しづらくなってしまいます。風も強く吹きますと、木造住宅密集地域では、昨年の12月に発生した新潟県・糸魚川市駅北の様に、約4万平方メートルが焼損する火災となってしまう恐れがあります。

年末年始を楽しく過ごすためにも、家族みんなで、職場で、地域で火災予防、火の用心を呼び掛けていただきたいと思います。

港北消防署からの呼びかけは以上です。

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【参考リンク】

港北消防署の公式サイト


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