戦争遺跡の歴史を伝え続け四半世紀、日吉で2年ぶり12/2(土)・3(日)に大型展

横浜日吉新聞

今年は2年ぶりに日吉での開催となりました。25回を迎える恒例の「横浜・川崎平和のための戦争展2017」(同実行委員会主催)が来月(2017年12月)2日(土)と3日(日)に慶應義塾大学日吉キャンパスの「来往舎」で開かれます。戦争遺跡を多く残す日吉キャンパス内をめぐるツアーも予定されています。

2年ぶりに日吉での開催となる「横浜・川崎平和のための戦争展2017」のチラシ(日吉台地下壕保存の会の公式サイトより)

同展は、地域で戦争遺跡を守り続けてきた日吉台地下壕(ごう)保存の会をはじめ、「登戸研究所保存の会」や「川崎中原の空襲・戦災を記録する会」、「みやまえ・東部62部隊を語り継ぐ会」の4団体が実行委員会を組織し、毎年川崎市内か横浜市内で年に1度の大規模展として開いてきました。

今回は「平和のために今こそ戦争遺跡を考える」と題し、地下壕などの戦争遺跡を地上から見学する「日吉キャンパスツアー」を2回(2日の13時と15時)にわたって実施するほか、毎日新聞学芸部記者の栗原俊雄さんによる「一年中8月ジャーナリズム~国家に戦争を始めさせないために」と題した講演会(3日13時~16時)を予定。

高校生・大学生による戦争遺跡関連の研究発表(3日10時~12時)や、戦争遺跡の写真パネル・実物資料・市民の描いた戦争の記憶の絵の展示(2日間とも9時~17時)も行われます。

「戦争遺跡はモノに過ぎないかもしれませんが、その歴史を伝えることにより、観る人に何かを語りはじめるのです」(同実行委員会)との思いから四半世紀にわたって続けられてきた同展。今年は、地道な努力で戦争遺跡を残した日吉から歴史を伝える2日間となります。入場は無料で事前申込も不要です。

【関連記事】

20年以上続く「横浜・川崎平和のための戦争展」、12/5(土)・6(日)に慶應来往舎で(2015年11月27日、2年前の日吉開催時の記事)

<コラム>引き裂かれた日吉村、次に来たのは大迷惑な日本海軍とアメリカ軍(2016年1月10日、日吉の戦禍や地下壕についてのまとめ的記事)

【参考リンク】

日吉台地下壕保存の会

日吉キャンパス「来往舎」へのアクセス(教養研究センター)


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