日吉・綱島などの地価変動を記録した「マップ」公開、バブル期の異常高騰も見どころ

横浜日吉新聞

このほど最新情報が掲載された「よこはま地価マップ」

日吉や綱島、高田周辺の土地価格が地図上から一覧できる「よこはま地価マップ」が最新情報に更新されました。もっとも新しい今年(2017年)7月の「基準地価」から、一番古い1983(昭和58)年までのデータが収録されており、同じ地点における地価変動の様子や、昭和末期の“バブル時代”の異常な高騰とその後に訪れた長期下落まで、土地から時代を感じることもできそうです。

よこはま地価マップは、グーグルマップ上に調査地点がマッピングされ、クリックすると面積や形状、建物の構造といった土地の詳細と現在の基準地価に加え、これまでの変動状況もグラフと価格で表示されます。

日吉本町5丁目の宅地における35年にわたる地価の記録は興味深い(「よこはま地価マップ」より)※クリックで拡大

たとえば、日吉本町5丁目の「港北住25」と名付けられた調査地点では、1983年からこれまで35年間にわたって調査が行われており、調査開始時には1平方メートルあたり21万6000円だったものが、1987(昭和62)年になると前年と比べ23.3%上がり、さらに翌年には同81.5%増の51万9000円まで高騰。わずか2年ほどの間に土地の価格が2倍以上に跳ね上がっています。

ところが1992(平成4)年から14年間連続で下落し、その後も小刻みな上下動を繰り返し、2017年7月現在では26万8000円。これまでの35年間で土地の価格が21万6000円から51万9000円まで地価が動いたことになります。

綱島東1丁目の商業地では1988(昭和63)年には1平方メートルあたり285万円で、1991(平成3)年には300万円の値を付けた土地が、約30年後の現在は63万7000円。昭和末期の地価狂乱が分かる(「よこはま地価マップ」より)※クリックで拡大

さらに激しく動いたのが商業地です。綱島東口の駅前一等地といえる綱島東1丁目の商業地「県港北商2」は、1988(昭和63)年の調査時点で1平方メートルあたり285万円だったものが、3年後には300万円まで上がった末、35年後の現在では63万7000円です。

この間、地価が5分の1近く下落しており、バブル時代の異常な地価高騰ぶりと、その後下がり続けた「失われた20年」の様子も見てとれます。

調査地点によって記録されている期間は異なりますが、地価から土地の歴史が見られるだけでなく、現時点での周辺地価を調べる際にも役立つマップとなっています。自らの住む地域で調べてみてはいかがでしょうか。

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【参考リンク】

よこはま地価マップ(初期表示は横浜市内中心部となっています)


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