今も日吉の原風景を残す広大な「慶應の森」、9/23(土)午前に散策ツアー | 横浜日吉新聞

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慶應義塾大学日吉キャンパス内に広がる広大な「森」を探索するツアーが今月(2017年9月)23日(土)の9時30分から12時まで開かれます。自然が目いっぱい残る“慶應の森”を散策しながら、生きものを観察するとともに、土砂崩壊防止の様子などを通じて防災も学べる機会となっています。※主催者より連絡があり、本日予定通り実施予定とのことです。(2017年9月23日7時現在)

普段は入ることが少ない“慶應の森”を散策する(主催者提供)

環境と防災をテーマとした散策ツアー「港北水と緑の学校 慶應の森の探険隊」(港北区など主催)では、講師として慶應の森を熟知する同大の岸由二名誉教授と小宮繁講師を招き、森のなかで行われている自然保護や保水といった活動を見学。普段は街のなかでは見かけることが少ない昆虫や鳥などの生きもの観察も行われます。

あまりに広すぎるため、日吉キャンパスへ通っていても全容を知ることは難しいと言われている慶應の森。昭和前半に日吉の街が形作られる前の“原風景”を感じることができそうです。

参加費は無料ですが、定員は50名で抽選となる場合があります。小学生も保護者同伴で参加可能。参加申し込みはFAXかEメールで19日(火)までに鶴見川流域ネットワーキング(TRネット)へ。少雨決行ですが、荒天時は24日(日)に延期となります。

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【参考リンク】

港北水と緑の学校「慶應の森の探険隊」について(港北区)


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