日吉在住“コンビニ博士”の集大成、8/25(金)に流通評論家・渡辺広明さんが著書 | 横浜日吉新聞

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コンビニ博士”の集大成といえる本が出版されます。日吉在住の流通評論家・渡辺広明さんが東京スポーツでの連載をまとめた新刊「コンビニの傘はなぜ大きくなったのか~コンビニファンタジスタ 知れば話したくなる、あなたの知らないコンビニ活用術26」(good.book)を今月(2017年8月)25日(金)に発売。大手コンビニエンスストアで20年以上にわたり勤務し、裏も表も知り尽くしたコンビニウォッチャーがコンビニの奥深さを伝える一冊となっています。

8月25日に発売する「コンビニの傘はなぜ大きくなったのか―コンビニファンタジスタ 知れば話したくなる、あなたの知らないコンビニ活用術26」

渡辺さんはかつてローソンで22年間にわたって店長から商品開発まで幅広い職を経験した後、現在は都内で働く会社員のかたわら、流通評論家としてテレビやラジオ出演と雑誌などでの連載をこなしており、近年はコンビニを特集したバラエティ番組にも解説者としても登場。今回出版する「コンビニの傘はなぜ大きくなったのか」も、東京スポーツの人気連載に最新の情報を加筆して一冊にまとめたものです。

“今後数えきれないくらい買い物に訪れるであろうコンビニをちょっと楽しくできるはず”というふれ込みの同書。コンビニ限定商品の魅力や、お気に入りのコンビニを選ぶ方法といった日常のコンビニ活用術を教えてくれるほか、「ツナマヨおにぎりはなぜ右寄りに置かれるのか」「なぜコンビニくじは700円で売られているのか」などの素朴な疑問に次々と答えていきます。

たとえば、本のタイトルになっている“コンビニの傘はなぜ大きくなったのか”という疑問の答えとして、意外にもタクシー業界の動向に影響されている点を指摘するなど、「そうだったのか!」と思わずひざを打ってしまうような内容が詰まっています。

都内で働く会社員のかたわら、流通評論家としてテレビやラジオ出演もこなす日吉在住の渡辺さん(東京スポーツ撮影)

日吉や綱島でも出店が相次ぐ「まいばすけっと」などの食品ミニスーパーとコンビニの関係や店舗アルバイトの配置形態、コンビニ商品マーケティングの裏側といった流通評論家ならではの解説も読みどころ。

そして、全国のコンビニ動向を熟知する渡辺さんでさえ、その商品販売戦略に驚愕させられたというのが綱島に店舗を置くあるコンビニチェーン。自らが暮らす身近な場所に存在したユニークな姿に感動した様子で取材している部分も注目です。

同書はアマゾンで電子(Kindle)版(864円)と紙の書籍(オンデマンド版)(1080円)を販売するほか、書店では日吉駅前商店街のツタヤ日吉中央通り店近くにある古書店「ふもすけ堂」でも紙の書籍を販売予定とのことです。

【2017年9月12日追記】

日吉駅から徒歩3分、取り扱い店舗の古書店「ふもすけ堂」へ

日吉駅から徒歩3分、取り扱い店舗の古書店「ふもすけ堂」へ

店頭から店内を眺めると・・・

店頭から店内を眺めると・・・

オリジナルのキャプチャがついて平積み販売されていました。「日吉在住」のコンビニ博士のトリビア本。ご購入はお早目に!

オリジナルのキャプチャがついて平積み販売されていました。「日吉在住」のコンビニ博士のトリビア本。ご購入はお早目に!

【関連記事】

日吉の流通評論家・渡辺さんに聞く、「これ以上、買物環境は便利にならない時代」(2016年6月30日)

中央通り近く「TSUTAYA日吉店」の並びに古本屋が突如オープンしていた!(2016年09月11日)

【参考リンク】

「コンビニの傘はなぜ大きくなったのか―コンビニファンタジスタ 知れば話したくなる、あなたの知らないコンビニ活用術26」(アマゾンによる販売ページ、8月25日発売)

「コンビニの傘はなぜ大きくなったのか―コンビニファンタジスタ 知れば話したくなる、あなたの知らないコンビニ活用術26」の紹介ページ(ネクストパブリッシング)


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