100年以上前から綱島を見守る「日限地蔵」、住民パワーで祠(ほこら)を新調

横浜日吉新聞
綱島西口商店街「日限(ひぎり)地蔵」の祠(ほこら)完成式が行われた。綱島商店街協同組合の中森伸明理事長(右)、綱島西口商店会の笈川宜久会長があいさつ

綱島西口商店街「日限(ひぎり)地蔵」の祠(ほこら)完成式が行われた。綱島商店街協同組合の中森伸明理事長(右)、綱島西口商店会の笈川宜久会長があいさつ

綱島西口商店街にひっそりと佇(たたず)むお地蔵さまをご存知でしょうか。綱島駅の西口を出て右へ、綱島西口商店街(ウエストアベニュー通り)の最初の交差点(信号)手前(右側)で綱島の街を見守る「日限(ひぎり)地蔵」の祠(ほこら)が老朽化。これに心痛めた綱島の複数の有志が発起人となり、たった一人の個人が費用を負担し補修工事を実施、この完成式がきのう(2017年7月)18日午前10時より行われました。

この「日限地蔵」は、「日を限って願い事をすると諸願が叶う」と言われており、日本全国各地に存在しているといいます。完成式の参加者らによると、この綱島には100年以上前からあったとのこと。

場所は理容室モリと不動産店ミニミニ(mini mini)の間。「日限地蔵」の祠(ほこら)の完成を約30人が祝った

場所は理容室モリと不動産店ミニミニ(mini mini)の間。「日限地蔵」の祠(ほこら)の完成を約30人が祝った

元々は駅前近くの路地にあったものがビルの新築に伴い現在位置に移転、地域を見守ってきましたが、長年の風雨にさらされ祠が傷んできたことに心を痛めた有志らの呼び掛けで、今年5月より清掃などの管理を呼び掛ける署名を実施したところ、125人もの賛同が「たちまち得られた」(お地蔵さまを守る会)ことから祠の工事に着手。完成に至り、商店街関係者など約30人が、この日の式典で新しい祠の披露を祝いました。

この工事にあたったのは神奈川区大口で神社仏閣などの建築も手掛ける株式会社清水建築の三代目にあたる代表取締役の清水幹夫さん。「綱島の“和モダン”な街の雰囲気に合う祠をと2カ月近くもの時間をかけて作りました。たくさんお参りいただければ」と、魔除け(まよけ)に龍や象の彫刻を施(ほどこ)したという祠について説明します。

綱島小学校の3年生が折った千羽鶴も供えられた。綱島で「日を限り」何かを祈れば、大切な願いが叶うかも

綱島小学校の3年生が折った千羽鶴も供えられた。綱島で「日を限り」何かを祈れば、大切な願いが叶うかも

今回、この祠の補修費用を全額負担した綱島在住の女性は、「母が、この祠をかつて葺(ふ)いたんです。母は1986年に83歳で亡くなりましたが、それまでずっとこの地蔵さまを大切に思っていました。小さい時から慣れ親しんできたお地蔵さまの祠が大変立派になり嬉しい」と、今回の支援に至った理由、そして今回の完成披露の日を迎えた心境を語ります。

この日に向け、近隣の綱島小学校の3年生千羽鶴を折りこの地蔵さまに寄贈。「慣れない鶴折を子どもたちが頑張ったようです」と綱島西口商栄会の猿渡功会長も、小さな頃から親しんできたお地蔵さまの周囲を賑やかに飾ります。

綱島西口商店会の笈川宜久会長は、「綱島の地域全体でこのお地蔵さまを守っていきたいと思っています。ぜひ参拝へも多く皆様にお越しいただけたら嬉しい」と、「日限地蔵」が見守る綱島西口商店街への来訪を広く呼び掛けています。

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【参考リンク】

綱島駅西口の「日限(ひぎり)地蔵」の祠がきれいになりました(綱島もるねっと)


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