綱島SST至近の箕輪町2丁目、2000平米の「工場」を野村不動産が解体へ | 横浜日吉新聞

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解体計画が明らかになった箕輪町2丁目の工場跡地と野村不動産による周辺の再開発位置図

綱島SST(サスティナブルスマートタウン)の「アピタ横浜綱島店(仮称)」建設地から至近距離にある箕輪町2丁目で、今月(2017年6月)まで工場や事務所として使われていた約2000平方メートルの敷地で、野村不動産の発注によって建物の解体が行われることがわかりました。

場所は北綱島交差点の近く、旧「日吉元石川線」(現市道箕輪258号線)の「綱島東4丁目」バス停の目の前といえる位置にあった三栄工業株式会社の事業所。今月まで事務所や工場として使っていましたが、同社はすでに同じ町内に移転しています。

解体が決まった旧三栄工業の工場(6月22日撮影)

現地に掲出された「解体工事計画のお知らせ」によると、2097平方メートルの敷地に建てられた事務所など2棟と工場3棟は、来年(2018年)1月下旬までに解体する計画としています。解体工事の発注者は野村不動産の住宅事業本部で、工事の施工者は三井住友建設の横浜支店。

周辺では、綱島SSTをはじめ、今回の工場跡地と同じ区画内にある大型マンション「プラウド日吉」や旧アピタ日吉店などの一連の跡地再開発など、野村不動産が主導する再開発が相次いでいます。関係者によると、今回の工場跡地についても、解体後はマンション建設用地として使われる見通しです。

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【参考リンク】

今回野村不動産が解体工事を発注した箕輪町2丁目の工場跡地(グーグルマップ)


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