<下田小>校門前のバス通り両側に歩道整備へ、用地取得が順調なら3年後 | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

下田小側から見た下田97号線(バス通り)、校門前から続く歩道(写真右側)は途中で寸断され、左側には歩道が整備されていない

横浜市は下田小学校(下田町4)前のバス通りとなっている市道「下田97号線」について、今後道路の改良を行い、左右に2メートル程度の歩道を設ける考えを明らかにしました。今年度(2017=平成29年度)の道路改良事業の着手区間に盛り込まれています。

同市道は、日吉駅からサンヴァリエ日吉へのバスが通る2車線道路で、道幅は7.9メートルから8.5メートルほど。下田小の校門付近から日吉駅方面(下田小学校バス停側)へ向けて一部のみ歩道は整備されているものの、途中の大塚医院付近で途切れています。反対側は民家や駐車場が敷地いっぱいにまで広がっているため、歩道は設けられていません。

平成29年度「道路改良事業」の着手区間として位置づけられた下田第97号線(下田小西側)の位置図(港北区の資料に場所を一部加筆)

市では今後、道路両側に歩道を新設するための用地取得を進めたい考えで、順調に用地が取得できたとしても3年ほどかかる見通しだといいます。

下田小付近の道路環境をめぐっては、旧スーパー「サミット」跡地の住宅建設にともない、周辺の私設歩道が撤去されたことから、地元住民らが改善を求める要望書を横浜市や市教育委員会に提出していました。

【関連記事】

下田町サミット跡の宅地開発、周辺住民が「歩道」確保求め市などに要望書(2017年2月10日)

【参考リンク】

平成29年度「港北区内で行われる主な整備事業」PDF、p5に下田第97号線[下田小西側]の位置図)


カテゴリ別記事一覧