首都圏でなぜか日吉・綱島エリアだけ「集中豪雨」に見舞われる、雷とひょうも | 横浜日吉新聞

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あまりに激しい雨に日吉駅にとどまる学生ら(13時40分ごろ)

日吉や綱島エリアだけ集中的な豪雨となりました。きょう(2017年5月)18日(木)午後、13時過ぎから日吉や綱島周辺ではバケツをひっくり返したような豪雨に加え、断続的にが響き、時に7~8ミリ程度の雹(ひょう)らしき塊が落ちてくるなど大荒れの天候となり、駅で立ち往生する姿も見られました。実はこの荒天は日吉周辺のみだったようです。

日本気象協会のアメダスによると、日吉の調査地点では13時から14時の1時間に32ミリの雨を記録したといいます。気象庁の定義では、1時間に30~50ミリだと「バケツをひっくり返したように降る強い雨」とされるレベルです。

5月18日(木)のアメダス記録、13時から14時に雨が集中(tenki.jpより)

その後14時から15時は2ミリに減り、15時から16時には0.5ミリとなり、ほとんど止んでいます。

5月18日(木)の1時間当たりの降水量は日本各地の観測地点で日吉がトップだった(tenki.jpより)

これだけの短時間に強い雨に見舞われたのは、周辺のアメダス調査地点で「日吉」だけだったようで、「横浜(中区山手)」は0.5ミリ「世田谷」は5.5ミリ、「羽田」は4.0ミリ、「東京」は1.5ミリといずれも弱い雨でした。

1時間あたりの降水量では日本でもっとも多いという結果となり、全国ニュース(テレビ)の天気予報でも珍しく地名を報道されていました。

【2017年5月19日追記】

日吉中央通りも冠水、7~8ミリ程度の雹(ひょう)らしき塊が降っていた(5月18日13時40分ごろ)

日吉中央通りも冠水、7~8ミリ程度の雹(ひょう)らしき塊が降っていた(5月18日13時40分ごろ)

側溝からも水があふれ、道も歩けないほど。建物のへりからは滝のように水が降り注いていました(5月18日13時40分ころ)

側溝からも水があふれ、道も歩けないほど。建物のへりからは滝のように水が降り注いていました(5月18日13時40分ころ)

【参考リンク】

日吉のアメダス(日本気象協会)


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