今週末からオープンガーデン5月開催、イベントの原点は綱島・真島さんの庭

横浜日吉新聞
「港北オープンガーデン」の第1回開催(2013年)から参加し続け、運営委員会メンバーとしても活躍する真島(まじま)淳子さんが手掛ける「花三昧(ざんまい)」の庭。2007年には日本花の会による「全国花のまちづくりコンクール」でも優秀賞を受賞している

「港北オープンガーデン」の第1回開催(2013年)から参加し続け、運営委員会メンバーとしても活躍する真島(まじま)淳子さんが手掛ける「花三昧(ざんまい)」の庭。2007年には日本花の会による「全国花のまちづくりコンクール」でも優秀賞を受賞している

今週末(2017年5月)12日から「第5回港北オープンガーデン」(同運営委員会)の5月の部(後半)が始まります。前半は既に先月(4月)21日(金)から23日(日)まで開催されていますが、このイベントの開催がようやく地に根差してきたのか、各会場への訪問者数も例年以上というケースも多い(同委員会)とのことで、ここ数年来でもこのイベントが多いに盛り上がっているといえそうです。

その中でも、第5回目を迎えたこのイベントに第1回目(2013年)から参加し、運営側としても開催を支えてきた綱島在住・真島(まじま)淳子さんの庭が、今年も多く来場者が訪れ、またこのイベントにとっての「レジェンド」となる会場として、大いなる人気を集めています。

真島さんは綱島駅から西口に広がる商店街の緑化に取り組む「グループ花いっぱいTsunashima(綱島)」の代表で、よこはま緑の推進団体港北区連絡会(公益財団法人横浜市緑の協会)の副会長も務め、よこはま花と緑の推進リーダーとしても活躍しています。

こぼれるかのように咲くモッコウバラと真島さん。「種」から草花を育てる技術を持つ真島さんは、他の団体や個人へ種や株を分け与え、その草花を育てる喜びを共に分かち合うことも多いという

こぼれるかのように咲くモッコウバラと真島さん。「種」から草花を育てる技術を持つ真島さんは、他の団体や個人へ種や株を分け与え、その草花を育てる喜びを共に分かち合うことも多いという

港北オープンガーデンが生まれるきっかけとなったのは、かねてから同連絡会が港北区役所に対し、「何か地域の緑化について協力できないか」との打診を行っており、同区役所からも「オープンガーデンを開催できないか」との提案があったとのことで、真島さんは当時から同連絡会での活動を行っていたこともあり、オープンガーデンの企画を全面的に支援することになったといいます。

元々は、「よこはま緑の推進団体」は法人など各種団体が加盟していたことから、真島さん宅など個人宅は全くゼロからの「声かけ」からスタートしたといい、「周辺の個人の方や商店の方など、多くお声かけさせていただいて、なんとか個人宅や商店が8軒、他、緑の推進団体の花壇も入れて全体で22カ所の参加数となり、第1回目を実施することができました。当時、大手新聞がこの自宅について報道したこともあり、詳細の場所などを書いていなかったにもかかわらず区役所に問い合わせが殺到したそうで、会期中500名近い来訪があり、その反響の大きさに本当に驚きました」と、地元で大きな話題を集めた第1回目の開催風景を懐かしく振り返ります。

真島さんら「グループ花いっぱいTsunashima(綱島)」が美化に努める綱島西口商店街での活動は、多く通りかかる人にも好評を博している

真島さんら「グループ花いっぱいTsunashima(綱島)」が美化に努める綱島西口商店街での活動は、多く通りかかる人にも好評を博している

第2回目からは運営委員会が発足。真島さんが手掛けている綱島西口商店会~ウエストアベニューや、綱島モール商店会(パデュ通り)(いずれも4月のみ参加)も、第1回目から現在(第5回)まで引き続き参加しており、「続けることにはそれなりの大変さがありましたが、やはりせっかく育てた花や庭も見ていただきたくて」と、毎年参加しイベントを継続することの“運営サイド”としての苦労を語ります。

家族の支えもあり、現在も「グループ花いっぱいTsunashima」の活動や商店街の花植え・水遣りや管理、そして自身の庭作りも行っている真島さんが最も嬉しいと語るのが「リピーターの方々との語らい」とのことで、偶然来訪された方に種を分けて渡したところ、「立派に花が育ちました」と写真や手紙をもらったこともあったとのこと。

「綱島周辺ばかりでなく、港北区内外から多く庭を見に来てくださるんです。“今年も来ました”と言っていただけるのが何より嬉しいことに感じます」と、イベントに合わせ花をアレンジし、「種」から育て、咲かせる苦労も、多く来訪者に見てもらい、ささやかな感動を分かち合うこそが嬉しいことと、真島さんはこのイベントに寄せる“熱き想い”についても言及します。

リピーターとの語らいも楽しみのひとつだという真島さん。八重咲シクラメンやシザンサス、5種類のオダマキ、キエビネ、アグロステンマなど、珍しい花も多く植えている真島さんの庭は毎年新しいチャレンジに満ちている

リピーターとの語らいも楽しみのひとつだという真島さん。八重咲シクラメンやシザンサス、5種類のオダマキ、キエビネ、アグロステンマなど、珍しい花も多く植えている真島さんの庭は毎年新しいチャレンジに満ちている

よこはま緑の推進団体港北区連絡会の活動も通じて、多く他地域の団体などにも育てた草花の株分けを行うこともあるという真島さん。この(2017年)3月には、東急電鉄が地域の緑化活動の企画の中から特にすぐれた企画に支援を行う「みど*リンク」アクションにて、真島さんが花壇づくりを手掛ける綱島西口商店街(綱島西口商栄会)へのプランターや土、肥料の提供や、既存プランター撤去等の支援も決定、実施されています。

港北オープンガーデンばかりでなく、広く地域に根差した「花と緑の街づくり」の活動が、多く地域内外の人々に支持されている真島さんのチャレンジが、今も更なる人気を誇るこのイベントをしっかりと支えています。

美しい中庭に入れるのもオープンガーデンならではの絶好の機会

美しい中庭に入れるのもオープンガーデンならではの絶好の機会

「今年はバラの開花が例年より遅れているので」と、自身の庭のバラの開花状況ばかりでなく、バラが見頃を迎えると謳(うた)う各会場の状況も気になるという真島さんら、オープンガーデンを手掛ける人々の「想い」を感じられるひとときも、各庭を訪ねる際の一つの大きな愉(たの)しみと言えるのかもしれません。

【関連記事】

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【参考リンク】

第5回港北オープンガーデンについて(港北区区政推進課)※PDFファイルでの綱島エリア地図のダウンロードが可能

港北オープンガーデンFacebookページ

港北オープンガーデンTwitter

第17回全国花のまちづくりコンクール入賞者(財団法人日本花の会)

第3回横浜オープンガーデン(公益財団法人 横浜市緑の協会)※真島さんの庭も参加

綱島西口商栄会が2017年「みど*リンク」アクションの支援グループに選ばれました!(綱島商店街~綱島MALLNET・もるねっと)

【2017】こどもたちと駅前通りを花いっぱいに!(「みど*リンク」アクション~東急電鉄)


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