<国交省調査>綱島駅を“初乗り”とする定期券利用者は首都圏有数の多さ | 横浜日吉新聞

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綱島駅

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綱島を「初乗り駅」とする定期券利用者は首都圏有数の多さであることがわかりました。

国土交通省が先月(2017年3月)末に発表した2015年度の「第12回大都市交通センサス調査結果」によると、鉄道で移動する際に初めて乗る“初乗り駅”の定期券利用者数の上位20駅のなかで、13位に綱島が入っており、20駅中19駅がJR東日本の駅が占めるなかで、唯一私鉄から選ばれたのが綱島でした。

(第12回大都市交通センサス調査結果より)

定期券利用の「初乗り人員」の多い駅に綱島が13位に入っている(第12回大都市交通センサス調査結果より)

定期券利用者が初乗り駅を調査したこのデータでは、トップが京浜東北線の川口駅(埼玉県)で5万3053人。綱島は3万2996人で、11位の鶴見駅が3万4000人、12位の大宮駅は3万3968人となっており、綱島はそれに次ぐ数字でした。

自宅の近くから路線バスで綱島駅へアクセスし、綱島から初めて鉄道に乗る人が多いものとみられます。相鉄・東急直通線(神奈川東部方面線)新綱島駅(仮称)の開業(2022年度下期予定)後は、路線バスの一部も新綱島駅に移されるため、定期券利用者の割合はどのように変わるのでしょうか。

【参考リンク】

第12回大都市交通センサス 平成28年度調査(国交省、「前半」の94ページ参照)


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