4/25(火)の「箕輪町計画」公聴会、発言希望者が殺到し賛否双方から人数割り当て

横浜日吉新聞
計画地は、本来は高さ20メートル以内の制限がかかっている地域だが、市は広場などの公共用地として提供することを条件に高さ60メートルまでを認めたことが妥当か否かが大きな争点となっている(市の素案説明会スライドより)

旧アピタ日吉店(箕輪町2)など一連の大規模跡地を使った再開発「港北箕輪町二丁目地区 地区計画」の都市計画を決定するため、今月(2017年4月)25日(火)に開かれる予定の公聴会で、発言(公述)希望者が殺到したため、当日の発言者を選ぶ抽選が行われていたことがわかりました。

意見内容の数ごとに発言者数を割り当てたという(横浜市の資料より)

意見内容の数ごとに発言者数を割り当てたという(横浜市の資料より)

公聴会は、横浜市が示した「素案」に対して住民側が公式に意見を述べることができる機会で、「横浜市都市計画公聴会開催要領」によると、公聴会での発言希望者は1会場10人程度とし、1人あたり10分以内と決められています。

計画地は、本来は高さ20メートル以内の制限がかかっている地域だが、市は広場などの公共用地として提供することを条件に高さ60メートルまでを認めたことが妥当か否かが大きな争点となっている(市の素案説明会スライドより)

計画地は、本来は高さ20メートル以内の制限がかかっているが、市は広場などの公共用地として一部を供出することを条件に高さ60メートルまでを認めたことが妥当か否かが大きな争点となっている(市の素案説明会スライドより)

市の都市整備局がこのほど発表した資料によると、発言希望者は45人おり、このうち「都市計画市素案の内容の見直し等を求める意見」が28件で、「都市計画市素案の内容に期待等を寄せる意見」は14件、「その他、インフラと学校整備に関する意見」が3件だったといいます。

そのため意見内容ごとに発言者数を割り当て、「見直し等を求める意見」を示した人から6人、「期待等を寄せる意見」から3人、「インフラと学校整備」から1人の計10人を抽選で選んだとしています。

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計画地はすべて野村不動産の所有地となっているため、近隣住民が意見を述べる機会は4月25日の公聴会が最後の機会となる(市の素案説明会スライドより)

今回のように計画への賛否が分かれる場合、発言人の割り当て数を増やそすため「とりあえず申し込み」をするという動きも過去にはあったようで、扶桑社が運営する情報サイト「HARBOR BUSINESS Online」の今月4日付け記事が報じています。記事によると、栄区の「上郷開発計画」で2014年に開かれた公聴会では、発言希望者の約3分の2が賛成の人だったため、発言者10人のうち7人が“賛成派”に割り当てられたものの、公聴会当日は欠席が相次ぎ、実際に発言したのは7人のうち2人だったといいます。

箕輪町二丁目計画の公聴会では、選ばれた発言者がどのような意見を述べるのかに注目が集まります。公聴会は25日(火)19時から日吉南小学校(日吉本町4)で行われる予定です。

【関連記事】

箕輪町2丁目計画で市が説明会、「高さ60メートル」を認めた根拠問う声が続出(2017年3月18日)

箕輪町の再開発で市が素案、「公聴会」での意見表明は3/29(水)までに提出必要(2017年3月16日)

【参考リンク】

港北箕輪町二丁目地区地区計画の決定について(横浜市都市整備局、説明会当日のスライド資料[PDFファイル]も掲載)

賛成多数の「横浜・上郷」里山開発、公聴会で賛成側に辞退者続出の不可解(「HARBOR BUSINESS Online」、2017年4月4日)


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