慶應義塾大学は日吉キャンパス内の大型ホール「日吉記念館」について、建て替えを行うと発表しました。計画では今年(2017年)11月にも解体工事に着手し、2020年3月に竣工する予定としています。
日吉記念館は2009年の創立150年記念事業として建て替え計画が持ち上がったものの、これまで実行はされていませんでした。耐震工事を行ったうえで現在まで使用されてきたものの、1958(昭和33)年の竣工からまもなく60年になります。
建て替え後の新施設は、地上5階・地下1階建てで収容人員は約1万人となり、現在の6500人から大幅に増加。アリーナ面積も拡大することから、体育施設としての充実も図られるといいます。
日吉駅東口から真正面に当たる位置で、半世紀以上にわたって日吉キャンパスの顔となっていた施設がいよいよ生まれ変わることになりそうです。
【参考リンク】
・日吉記念館建て替え計画について(2017年2月28日、慶應義塾)
・日吉キャンパスガイド(日吉駅東口から突き当り真正面の位置が日吉記念館)