さくらが丘バス停に近い井田3丁目の市有地、2019年5月に「特養老人ホーム」 | 横浜日吉新聞

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現在は旧「井田リハビリテーションセンター社会復帰棟」の取り壊しが行われている

現在は旧「井田リハビリテーションセンター社会復帰棟」の取り壊しが行われている(2017年2月)

川崎市は井田3丁目の「井田リハビリテーションセンター社会復帰棟」の跡地に特別養護老人ホームを建設する方針とし、建設と運営を担う社会福祉法人の募集を来月(2017年3月)17日まで行っています。計画では3600平方メートル超の市有地を貸し出し、120床程度で2019年5月にオープンさせる予定です。

「さくらが丘」バス停留所に近い井田3丁目では、心身障害者のリハビリを行うための一連の施設「川崎市リハビリテーション福祉・医療センター」が1971(昭和46)年から置かれており、近年は再編整備が行われている最中です。

井田3丁目の「川崎市リハビリテーション福祉・医療センター」における施設配置図(川崎市資料より)

井田3丁目の「川崎市リハビリテーション福祉・医療センター」における施設配置図(川崎市資料より)

すでに一昨年(2015年)10月には情緒障害児の短期治療施設「川崎こども心理ケアセンター かなで」、昨年(2016年)4月には、井田障害者センターや井田日中活動センター、井田地域生活支援センターから成る「中部リハビリテーションセンター」がそれぞれ開設されています。

今回の市有地を使った“民設民営”による特別養護老人ホーム整備もその一環で、周辺の障害者支援機関などと連携し、他の施設では受け入れが困難な障害特性や医療ケアを必要とする人を積極的に受け入れる方針とのことです。

【関連記事】

<井田3丁目>障がい者施設の集積地に「中部リハビリテーションセンター」新設(2016年1月19日)

【参考リンク】

中原区井田地区(市有地)における特別養護老人ホーム(平成31年5月開設予定)設置運営法人の募集(川崎市、2017年2月8日)

特別養護老人ホームについての解説(川崎市)

中部リハビリテーションセンターの紹介(隣接地に2016年4月に川崎市が整備)

「川崎こども心理ケアセンターかなで」の公式サイト(隣接地に2015年10月に民設民営で整備)


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