綱島街道を眺めて半世紀、旧アピタ前のバイク店が鉄道工事影響で4月閉店

横浜日吉新聞
4月16日での閉店が決まった日吉ホンダモーター。横浜市道「箕輪100号線」(箕輪町3丁目~綱島街道間)の拡幅が決まり立ち退きが決定。奥には東横線、2月末で閉店予定の焼肉店「花炎坊」が入るビルも見える

4月16日での閉店が決まった日吉ホンダモーター。横浜市道「箕輪100号線」(箕輪町3丁目~綱島街道間)の拡幅が決まり立ち退きが決定。奥には東横線、2月末で閉店予定の焼肉店「花炎坊」が入るビルも見える

また一つ、鉄道工事の影響で日吉の店舗がその歴史の幕を閉じます。箕輪町2の現在地・綱島街道沿いに1961年に設立、今年で56期を迎えた日吉ホンダモーターが2017年4月16日(日)に閉店することがわかりました。

日吉ホンダモーターは現在お店の運営を行っている同社取締役・吉井昌彦さん父親である吉井和男さんがここ箕輪町の地で創業。川崎・高津区内にも店舗を展開する中、この日吉のお店に昌彦さんは10代の頃から入ったといいます。

今回の閉店については、2022年度下期の開業を予定する鉄道「相鉄・東急直通線」(神奈川東部方面線)の工事の影響で、綱島街道近くの日吉寄りにあった「日吉第1架道橋」(箕輪町)が廃止、その代替として同店が接する横浜市道「箕輪100号線」(箕輪町3丁目~綱島街道間)の道路幅が拡張されることになり、同店が立ち退きの対象となったことからやむなく行うものとのこと。

かつてこの方向にアピタ日吉店が見えていた。「綱島街道を通る地元の方はほどんどおぼえてしまうくらい、顔見知りになれたと思います」と同店二代目の吉井昌彦さん

かつてこの方向にアピタ日吉店が見えていた。「綱島街道を通る地元の方はほどんどおぼえてしまうくらい、顔見知りになれたと思います」と同店二代目の吉井昌彦さん

鉄道工事主体の鉄道運輸機構からは2015年夏頃に立ち退きについての説明があり、この冬に移転に伴う交渉がまとまったといいます。長く地域に親しまれてきた同店らしく、吉井さんは「日吉からは離れられない」と、閉店後は日吉7丁目に移転し新しい運営形態にて事業を再開させる予定です。

先代とともに綱島街道や2015年11月に閉店した旧アピタ日吉店を「門前の商店」として見続け、多く日吉のバイク好きのサービス拠点として地域の人々に親しまれてきた吉井さんが切り盛りする同店の閉店を惜しむ声は既に多く聞かれているといい、「ゴールデンウィーク頃には新しい形でまた皆さんにサービスを提供できればと思っています。今ブームになっている自転車も新たに取り扱えたら、とも思っています。少し閉店から次のお店の開店まで時間が空いてしまうので、ゴールデンウィークにバイクでの“遠乗り”を考えている方やバイクの整備、保険の手続きが必要な方などはお早目にご来店ください」と、半世紀余の歴史を終える店舗への来店を呼び掛けています。

慣れ親しんだ同店内で。自身バイク好きで「お客様とも走行会を行ったり耐久レースに参加したりしました」と吉井昌彦さんは想い出を語る

慣れ親しんだ同店内で。自身バイク好きで「お客様とも走行会を行ったり耐久レースに参加したりしました」と吉井昌彦さんは想い出を語る

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【参考リンク】

日吉ホンダモーター公式ホームページ

日吉ホンダモーターFacebookページ


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