昨日(2017年1月)27日に市営地下鉄グリーラインの高田や東山田、中山の3駅とブルーラインの横浜駅に宅配荷物を受け取れる宅配ロッカーが設置され、同日から稼働しました。こうしたロッカーは首都圏の鉄道会社では徐々に設けられていますが、公営交通では全国で初めてだといいます。
これは、仏ネオポストグループ傘下のPackcity Japan(パックシティジャパン)株式会社(東京都千代田区)が展開するオープン型宅配ロッカーの「PUDO(プドーステーション)」。昨年12月時点で首都圏と関西エリアの駅やスーパーなどに100台超が設置されています。
現在はヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」への登録者のみを対象としていますが、今後は他社の荷物を受け取れる可能性があるとのこと。運送会社にとっては、再配達の物流コストを抑えるメリットがあります。
利用者側には、自宅で荷物を受け取ることができなかった際の再配達先として、通勤・通学途中に荷物を受け取ることができ、使用料も無料。高田駅では1・2番出口側のエレベーター前に設置されており、始発から終電までの間に利用が可能です。
【参考リンク】
・公営交通で初めて、オープン型宅配ロッカーを設置しました(横浜市営地下鉄)
・PUDO(プドー)ステーションについて(パックシティジャパン)