3月19日(日)から始まる高校野球選抜大会(2017年「春のセンバツ甲子園」)で、関東から選出される最後の一枠に望みをつないでいた慶應義塾高校(塾高)は、2009年の春以来となる甲子園への出場を惜しくも逃しました。東京大会で準優勝した日大三高(町田市)が選抜されたためです。
関東1都7県の選抜枠は6あり、関東大会ベスト4に残った4校と、東京大会優勝校のほか、残る1枠は東京大会準優勝校の日大三高と、ベスト8で惜敗した塾高のいずれかが選ばれるとみられていました。
塾高はベスト8で前橋育英高校(群馬県)にサヨナラ負け、日大三高も早稲田実業に決勝戦でサヨナラ負けを喫しており、両校とも惜しい試合だっただけに、最終的にはどのような理由で日大三高が選ばれたのかが気になるところです。これで春のセンバツは、3年連続で神奈川県勢が1校も出場しない大会となります。
また、日吉では昨年(2016年)春は日本大学高校(箕輪町2)が21世紀枠に残り、今年は塾高が最終選考まで残りましたが、2年連続で悔しい結末となりました。
【関連記事】
・あと一歩のところで力尽きた慶應塾高、「春のセンバツ」出場に微かな望み(2016年10月24日)
・慶應塾高が「春のセンバツ甲子園」出場へ近づく、きょう前橋育英と対戦(2016年10月24日)
・春のセンバツ「21世紀枠」に県高野連が日大高校を推薦、今度こそ!の期待(2015年11月27日、2016年のセンバツ大会には日大高校が21世紀枠に推薦されていた)
【参考リンク】
・慶応は無念の落選 甲子園“早慶同時出場”ならず 2季連続であと1勝に涙(デイリースポーツ 1月27日(金)16:40配信、Yahoo!ニュース)
・第89回「選抜高等学校野球大会」(2017年3月19日~3月30日までの12日間)
・慶應高校の戦績(朝日新聞社×ABCの「バーチャル高校野球」)
・第89回選抜高校野球 出場校(毎日新聞)