再開発による人口急増の前兆か、綱島東小や日吉南小で児童数が増加傾向

横浜日吉新聞

このほど横浜市教育委員会が発表した2016年度版の「市立学校現況」によると、日吉・綱島・高田にある10小学校のなかで、再開発が続く綱島東エリアをはじめ、綱島と日吉の中間地点付近に置かれた小学校で児童数が増加傾向にあることがわかりました。

綱島東小学校のホームページ

綱島東小学校のホームページ

10校のなかで、今年(2016年)の1年生(新入生)がもっとも増加していたのが綱島東小学校(綱島東3)で、新綱島駅の建設を契機に「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(綱島SST)をはじめとした大規模開発が進んでおり、期待感からか校区内に人口流入が進んでいることをうかがわせます。全校児童数では日吉台小学校(日吉本町1、611人)を抜き、3エリア内では5番目の児童数となりました。

綱島と日吉の境界となっている主要道路の「日吉元石川線(荏田綱島線)」沿いにある日吉南小学校(日吉本町4丁目)でも児童数は増加傾向にあり、港北区で2番目の規模を持つ全校児童800人超の小学校として、この2年は再び規模拡大傾向がみられます。

日吉元石川線の綱島側にある北綱島小学校(綱島西5)も昨年と比べて新入生が14人増えました。2011年や2013年のように、全校児童が700人を超えるまでにはいたっていませんが、再び児童数増加に転じる気配です。

各学校の児童数増減は次の通りです。

■ 2015年と2016年(いずれも5月1日現在)の児童数比較

※左から学校名と児童数、カッコ内は1年生(新入生)の数

  • 日吉南:833(1年生147)→ 848(1年生153)増減+15(1年生+6)
  • 綱 島:681(1年生108)→ 667(1年生111)増減▲14(1年生+3)
  • 北綱島:675(1年生109)→ 679(1年生123)増減+ 4(1年生+14)
  • 下 田:675(1年生130)→ 666(1年生107)増減▲ 9(1年生▲23)
  • 日吉台:622(1年生114)→ 611(1年生 97)増減▲11(1年生▲17)
  • 綱島東:604(1年生107)→ 640(1年生125)増減+36(1年生+18)
  • 矢 上:592(1年生 99)→ 588(1年生113)増減▲ 4(1年生+14)
  • 駒 林:511(1年生 78)→ 528(1年生 88)増減+17(1年生+10)
  • 高 田:438(1年生 86)→ 437(1年生 72)増減▲ 1(1年生▲14)
  • 高田東:366(1年生 72)→ 367(1年生 62)増減+ 1(1年生▲10)
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港北区内にある各小学校の在籍児童数(2016年5月1日現在、市の資料に赤色で説明と下線を付加)

綱島東小は昨年と比べて全校児童数が1クラス分ほど(36人)増えており、今後の動向が気にかかります。同校では、敷地内に置かれている「通級指導教室」(普通学級に在籍しながら特別な指導を受けるための施設)を近隣の綱島小学校(綱島西3)へ移す動きが出ているほか、日吉側に近い校区の一部(綱島東4丁目)を2020年春に開校予定の新小学校(箕輪町2)に分割する案も浮上しています。

一方で、下田町や高田エリアにある下田小学校(下田町4)や高田小学校(高田町)では、新入生の減少傾向が見られます。また、日吉台小の新入生が減り、隣の駒林小学校(日吉本町2)では増えていることや、矢上小学校(日吉3)で増加した背景も気になるところです。

【関連記事】

アピタ跡地の新小学校は4年4カ月後に開校、近隣の「日吉南小」と似た規模感に(2015年11月29日)

<日経報道>大型マンション建設で児童急増、首都圏でプレハブ増設の小学校が相次ぐ(2016年1月26日)

【参考リンク】

横浜市教育委員会による「市立学校統計」(2016年5月1日現在)

港北区内の小学校における児童数増減の推計PDFファイル、2016年5月現在の予測、横浜市教育委員会、※このまま推移すると綱島東小は2022年に949人、日吉台小は同811人の児童数になるといった予測数値を掲載)


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