“自分で持たず”に服をレンタル!5月オープンの「フロラシオン」は頼れるおしゃれの相談相手 | 横浜日吉新聞

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「フロラシオン」代表の佐藤美央(よしみ)さんは東京生まれ・育ち。慶應義塾大学時代に慣れ親しんだ日吉にて、今年の春(2016年5月)からお店をオープンした(写真:フロラシオン提供)

「フロラシオン」代表の佐藤美央(よしみ)さんは東京生まれ・育ち。慶應義塾大学時代に慣れ親しんだ日吉にて、今年の春(2016年5月)からお店をオープンした(写真:フロラシオン提供)

今、モノを持たない価値観が若者を中心に広がっているといいます。購入しても、長く利用しない、置き場所がない。そんな毎日に、気軽に服を借りられる相談相手がいたならば――時代の流れを受けて日吉にもいよいよ登場した、大学生からマダムまで、幅広い女性たちに人気のファッションレンタルサロン「floracion(フロラシオン)」(日吉2)(株式会社クリエイティブライト)が、新しいファッション情報の発信基地として注目を集めています。

「フロラシオン」は、今年2016年5月にオープンしたばかり。日吉駅西口から右手の「サンロード」を直進し、黄色い同通りの最後の看板を左折した左手の数軒目にひっそりと佇(たたず)む同店は、女性起業家である代表の佐藤美央(さとうよしみ)さんが自らコーディネート。柔らかな日差しがぴったりと似合うような、優しい雰囲気の店舗です。

東京から神奈川へ、“肩の力がゆるむ”鎌倉から、学生時代の街・日吉へ

フロラシオンの店内。佐藤さんは、神奈川が気に入り、東京から鎌倉へ移住した。作家との出会いから鎌倉でマルシェも開催。フロラシオンでの商品販売やイベント開催につながっている

フロラシオンの店内。佐藤さんは、神奈川が気に入り、東京から鎌倉へ移住した。作家との出会いから鎌倉でマルシェも開催。フロラシオンでの商品販売やイベント開催につながっている

佐藤さんは東京生まれの東京育ち。慶應義塾大学経済学部に入学したことで日吉と出会います。「学生が多く、にぎやかさもあるのに、落ち着きもある街だなぁ、という印象でした」。学部が異なる矢上キャンパスのサークルに所属し、理系の仲間達にも囲まれて学生時代を過ごしています。

そんな学生生活が反映したのか、卒業後はSE(システムエンジニア)としての就職と、理系の分野とも言える仕事に就くものの、「とにかく忙しかった」と相当に疲れる日々だったといいます。

それまで住んでいた東京・駒込を離れ、「憧れていた」という湘南・鎌倉に転居した佐藤さん。「鎌倉に引っ越してからは、身体もとても楽になりました。神奈川の街は、風通しが良い感じがします鎌倉の海も、よく散歩をしていました。東京よりも、神奈川のほうが好きだったんだ、ということを実感しました」。

店舗の立ち上げマネジメント経験から、鎌倉でのマルシェ、そして起業へ

「女性たちを可愛く、大人っぽく、そして色っぽく―最高に可愛いあなたを迎えにいこう」がキャッチフレーズ。この着替えスペースも、そんな願いを込めた同店スタッフ兼アクセサリー作家の手作り

「女性たちを可愛く、大人っぽく、そして色っぽく―最高に可愛いあなたを迎えにいこう」がキャッチフレーズ。この着替えスペースも、そんな願いを込めた同店スタッフ兼アクセサリー作家の手作り

SEとして働いた後、華やかな街・東京銀座で高級和食料理の店舗マネジメント業務に就いた佐藤さんは、新規店舗をオープンさせるという業務の傍(かたわ)ら、ハンドメイドや装飾に携わる多くの作家たちと知り合います。それが縁で、鎌倉で作家たちのつながりから生まれた「マルシェ」(市場)も開くなど、作家たちとのコラボが自然と生まれていきます。

「自分でもお店をやってみたい」――、そう感じるようになった佐藤さん。“夢”を実現させるべく、2015年8月に起業し、会社を設立。同10月には横浜市内の戸塚駅近くで「フロラシオン」をオープンします。

しかし、戸塚でのオープンは、女性起業家向けのトライアルスペースでの暫定営業。

「学生時代から慣れ親しんだ日吉のような場所でこそ、この店が輝くのではないか」と、本格的な開業の地として、店舗を日吉へ移転させることを決意。今年の5月に現在の地で店開きををするに至ります。

スペイン語で“開花”が語源の「フロラシオン」で、お客様を華やかに

お店を移転した感想を聞くと「日吉は高級住宅街も抱え、とても落ち着きがあり、居心地がよく、お客様の多くも、フロラシオンの世界をより楽しんでいただけていると感じます」と佐藤さん。

お店のオープンが決まってから、壁紙の塗装や棚の取り付けに至るまで、一つひとつを手作りでアレンジしたという店内には、佐藤さんが選りすぐったワンピースが中心の「ドレスアップ」「非日常感」を楽しめる服が約100着並び、全体では200点用意されています。

色とりどりの服を手に取り確認しながら選べる店内。返却時のクリーニングも不要、郵送でも手軽に返却できるので、遠出の場合などもとても便利

色とりどりの服を手に取り確認しながら選べる店内。返却時のクリーニングも不要、郵送でも手軽に返却できるので、遠出の場合などもとても便利

また、ドレスのほかに、デートやお食事会などに着ていけるような、“ちょっとおめかししたい日常”に着れる服もあります。

さらに、これまで佐藤さんが知り合ったアーティストたちのアクセサリーや手作り品がアレンジされ、気軽に手にとりながら選び、購入することもできます。

「その日の自分」にぴったりな気分、衣装を選んでくれるという頼れる存在を目指す「フロラシオン」。語源は、スペイン語で“開花”。「女の人を綺麗にしたい、可愛くしたい、その一心で名付けました。女の人は、お花みたいに、ぱっと開いて、輝ける。この服や、衣装たちが、きっと、一人ひとりを明るくする、華やぐ気持ちにさせることができる。そんな毎日の、また特別な日の、お手伝いがしたいと、このお店を立ち上げたんです」と佐藤さんは、フロラシオンに込めた想いを熱く語ります。

秋の「日吉楽市」にも初出店、女性向きイベントも多数開催

その日のファッションに合わせたアクセサリーも購入することができる。佐藤さんと交流のある芸術家・作家らによる商品や、輸入雑貨なども販売していて贈答用にも適している

その日のファッションに合わせたアクセサリーも購入することができる。佐藤さんと交流のある芸術家・作家らによる商品や、輸入雑貨なども販売していて贈答用にも適している

店舗では、「ヘアアレンジ講座」や「手作りワークショップ」、「お話会」といったセミナーやイベント、ワークショップなどの催しも頻繁に開催。ゲストの作家やファッションを中心としたアーティストたちとの交流をも深め、更なるファッションの「頼れるアドバイザー」としての存在を高めていきたいと意気込む佐藤さん。

日吉の街にもより一層溶け込みたい、とのことで、2016年9月25日(日)には日吉中央通りで開催されるフリーマーケット「日吉楽市」にも初出店予定とのこと。

佐藤さんは「高い服を買わなくても、また、服の保存の場所や手間を省き、また皆さんと時折シェアしながら、その日、その時々の服やファッションを楽しんでいただけます。また気にいっていただいた服は、買い取っていただくことも可能です。タンスで寝ている、普段は着ないが状態が良い、という服やドレスの下取りの相談にも応じています。ぜひ、より気軽に、“日頃のおしゃれ”を楽しんでいただけたなら」と話します。

学生時代からの懐かしい街・日吉のお店にぜひお越しください、と佐藤さん。日吉駅からサンロード経由で徒歩4分と立地も便利

学生時代からの懐かしい街・日吉のお店にぜひお越しください、と佐藤さん。日吉駅からサンロード経由で徒歩4分と立地も便利

「大学時代から大好きな街・この日吉で、よりおしゃれなファッション文化の発信基地として、皆さんの交流拠点としてお役に立てるよう、皆さんのご来訪をお待ちしています」と呼び掛けています。

ファッションレンタルサロン「floracion(フロラシオン)」は、日吉駅から徒歩約4分。11時30分から17時まで営業。定休日は月・火曜日です。

※店舗・サービスの紹介は、下記の「参考リンク」をご参照ください。

【関連記事】

日吉の街に定着なるか、日吉楽市フリマが3回目となる秋の開催、9/25(日)に(2016年9月6日)

【参考リンク】

ファッションレンタルサロン「floracion(フロラシオン)」ホームページ

ファッションレンタルサロン「floracion(フロラシオン)」ブログ(イベント情報あり)

ファッションレンタルサロン「floracion(フロラシオン)」(営業案内・アクセス)

Creative Light~可愛いと心地よいを両立させた暮らし~(女性起業家・佐藤美央さんプロフィール)

等身大webメディア&コミュニティ「こころ♪生きる♪くらし♪」(佐藤さんが運営するメディア)

(提供:ファッションレンタルサロン フロラシオン)


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