<市民が提案>再開発が進む日吉~綱島間に新駅を、横浜市「計画は無いが東急に伝えた」

横浜日吉新聞
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2016年8月に「市民の声」に寄せられた新駅設置の提案

2016年8月に「市民の声」へ寄せられた新駅設置の提案(※クリックで拡大)

日吉~綱島間に新駅を設置するよう働きかけできないでしょうか――。横浜市の「市民の声」コーナーにそのような市民提案が掲載されていたことがわかりました。このなかでは、「再開発や準工業地域の宅地化に伴い、新駅を設置しても相当の乗降数が見込まれると思います。綱島駅は新綱島駅もあり分散が見込まれますが、日吉駅の乗降数は飽和する可能性もあり、この回避のためにも新駅設置を提案します」と具体的に綴っています。

これに対し横浜市側は、今月(2016年9月)1日付で、

東急東横線の日吉~綱島間の新駅設置について、横浜市では、新駅設置を伴うまちづくりの計画はありませんが、いただいたご要望は、東京急行電鉄株式会社にお伝えしました(都市整備局都市交通部)

という答えを示しました。

日吉と綱島の駅間は2.2キロあり、これは東急の全線でもっとも長い距離です。東横・目黒線では、代官山~学芸大学間の各駅や新丸子~武蔵小杉間など次駅と500メートルから1.1キロ程度の区間に駅が設けられている区間もあります。

日吉や綱島の周辺駅における駅間距離表、なかには500メートルで駅が設置されているところも(東急電鉄ホームページより)

日吉や綱島の周辺駅における駅間距離表、なかには500メートルで駅が設置されているところも(東急電鉄ホームページより)

なおかつ、1300戸・3000人以上の新たな居住者が見込まれる野村不動産の「日吉箕輪町計画」(箕輪町2)をはじめ、米アップルの研究所やアピタ横浜綱島店から成る「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(綱島SST、綱島東4)など、日吉と綱島両駅の“中間地点”で巨大な再開発計画が相次いでいるだけに、新駅が欲しいという提案は切実な声なのかもしれません。

なお、本紙にも新駅設置の真偽を訪ねる声はこれまでに複数寄せられており、2015年秋時点で鉄道・運輸機構に「相鉄・東急直通線の日吉~新綱島間に地下駅を新たに設ける計画はあるのか」について尋ねています。同機構の回答は「そうした事実はない」ということでした。

現在のところ新駅は、市営地下鉄「グリーンライン」の鶴見延伸時に期待するほうが現実的なのかもしれません。

※見出し左の写真は東急東横線のイメージ写真、大倉山駅で撮影

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【参考リンク】
「市民の声」の公表(横浜市)


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