旧「アピタ日吉店」の解体に本格着手、2017年1月まで約7カ月かけて実施 | 横浜日吉新聞

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アピタ日吉店
敷地を取り囲む工事用の壁の設置作業が行われている(2016年6月18日)

敷地を取り囲む工事用の壁の設置作業が行われている(2016年6月18日)

昨年(2015年)11月に閉店し、今年(2016年)3月末にすべての専門店が撤退して閉館した旧「アピタ日吉店」の建物を解体する工事が本格化します。2016年6月18日現在、敷地全体を囲むように壁を作る作業が進んでいます。

アピタ日吉店の閉館後も、敷地内へは容易に入れる状態となっており、立体駐車場の一部に大きな落書きが見つかるなど、治安面での不安もありました。

立体駐車場には落書きも

立体駐車場には落書きも見られた(2016年6月14日撮影)

解体工事は愛知県海部(あま)郡の解体事業者である株式会社ヘイセイが担当し、来年(2017年)1月末まで行う予定としています。

なお、隣接する野村総合研究所(NRI野村総研)のデータセンターと社員寮、損保ジャパン日本興亜の研修施設「日吉センター」など一連の敷地に関しては既に工事用の壁が築かれており、三井住友建設によって来年12月ごろまで解体工事を行う予定となっています。

これら一連の土地は野村不動産が取得し、「野村不動産日吉複合開発計画(仮称)」の名でマンションや商業施設、高齢者施設などの建設が行われるほか、NRI野村総研のデータセンター部分の約9700平方メートルに関しては野村不動産から横浜市が取得し、2020年4月に公立小学校を新設する計画です。

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