現在と過去の港北区を体感し学ぶ貴重な講座、6月から10月まで全6回の受講者募集 | 横浜日吉新聞

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2016年6月22日から開かれる講座「もっと知ろう わがまち港北」の詳細(港北区の資料より)

2016年6月22日から開かれる講座「もっと知ろう わがまち港北」の詳細(港北区の資料より)

現在から過去まで、日吉を含めた港北区の歴史や未来像を知ることができる全6回の実践講座「もっと知ろう わがまち港北」が2016年6月22日(水)を皮切りに、おおむね月1回のペースで10月まで開かれます。

この講座は、これまで区内の各所をくまなく歩き、奥深いガイドをつとめてきた「港北ボランティアガイド」が主催。人気のある歴史的な内容はもちろん、今回は「横浜アリーナ」の館内見学や「市民防災センター」での体験など、現在の港北区の状況も学べるのが特徴となっています。

講座は6月22日(水)午後に港北公会堂で行われる講演「こうほく誕生の軌跡に触れる」で幕を開けます。生涯学習と区民活動を支援する月刊情報紙「楽・遊・学」で200回以上にわたって連載が続いている「シリーズわがまち港北」の執筆を担当してきた大倉精神文化研究所から研究員の林宏美さんが登壇し、港北区の歴史について解説が行われます。

日吉の丘公園

9月23日の回で訪れる「日吉の丘公園」

以降、「わが国近代化の発端となった生麦事件の史跡とビール工場の見学」(7月)、「市民防災センターリニューアル後の防災体験等」(8月)、「リニューアルされた横浜アリーナの館内見学」(9月)と続き、9月23日(金)の第5回は「日吉の丘公園」(箕輪町3)を舞台に、樹木医の池本三郎さんが同行しての観察も予定。池本さんは書籍「日吉の丘公園 植物図鑑」(2014年3月、NPO自然への奉仕者・樹木医協力会刊)の刊行にも携わっており、普段は気づかない日吉の丘公園の魅力を学ぶことができるはずです。

また、最終回の10月3日(月)には鶴見川に関する内容として、慶應大学名誉教授の岸由二さんや「鶴見川舟運復活プロジェクト」会長の長谷川武明さんの登壇も予定されています。

参加費は全6回の資料と保険料などあわせて1500円。定員は50名で応募者多数の場合は抽選となります。応募は港北ボランティアガイドの公式ホームページのほか、ハガキの場合は「往復はがき」に(1)「わがまち港北」と記載し、郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号を記入、(2)返信用に返信宛名を記入し、郵便番号222-0032 港北区大豆戸町26-1港北区役所地域振興課宛てに送付してください。いずれも締切は2016年6月13日(月)必着となっています。

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【参考リンク】

もっと知ろう わがまち港北~“こうほく”の身近な歴史を学ぼう!(港北ボランティアガイド、2016年6月13日応募締切)


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