このほど川崎市が発表した資料によると、市立井田病院で今年(2016年)4月に着工を予定していた立体駐車場などの第3期工事が契約手続きが遅れにより、当初の完成予定より約5カ月ほど遅延していることがわかりました。
病棟の建て替えなど2009年9月から大幅な工事を行っていた井田病院は、昨年(2015年)4月に第2期の工事を終えており、今年4月から第3期の工事として、約150区画の立体駐車場や院内保育園、バスロータリーなどを1年2カ月間をかけて順次完成させる予定としていました。
しかし、市と工事事業者との契約が遅れたことで、着工は今年8月に遅延。来年(2017年)7月に立体駐車場を完成させ、10月にはバスロータリーと院内保育園の順に供用を開始する予定としています。なお、立体駐車場の完成までは現在の仮設駐車場(約120区画)を引き続き使用するといいます。
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