アピタ跡地などに「日吉複合開発」の名称、高齢者向け住宅や買物施設も設置へ

横浜日吉新聞
綱島SSTと日吉複合開発について発表する野村不動産の宮嶋誠一社長

綱島SSTと日吉複合開発について発表する野村不動産の宮嶋誠一社長

旧アピタ日吉店や損保ジャパン日本興亜の「日吉センター」、NRI野村総研の「日吉データセンター」など一連の跡地を活用した箕輪町2丁目での大規模再開発について、「野村不動産日吉複合開発計画(仮称)」という名が付けられるとともに、商業施設や保育施設、サービス付き高齢者住宅などを含めた計画となっていることが2016年3月28日の「綱島SST」(Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン=綱島東4)に関する会見で明かされました。

大型スーパー「アピタ」や米アップルの研究所を誘致した綱島SSTとは異なり、日吉複合開発計画では、公立小学校の新設以外では、高さ40メートル前後(おおむね14~15階建て程度)のマンション建設が中心となる見通しですが、商業施設には居住者などが日常の買物を行うためのスポットも設けられるといいます。

また、綱島SSTには設置されなかった施設として、“サ高住”などと呼ばれる「サービス付き高齢者向け住宅」を設置する計画があります。これはバリアフリーに配慮した高齢者向けの賃貸住宅で、安否確認や生活相談などのサービスが付加されているのが特徴です。

綱島SSTと日吉複合開発だけでなく、周辺再開発との連携も予定されている()

綱島SSTと日吉複合開発だけでなく、周辺再開発との連携も予定されている(クリックで拡大、Tsunashima SST協議会の資料より)

現時点では、日吉複合開発の具体的な計画内容は明らかにされていませんが、「(綱島SSTと)隣接する日吉エリアにおよぶ全長2キロメートルにわたる広域的なまちづくりも一体的に推進する」と横浜市の林文子市長が述べ、野村不動産の宮嶋誠一社長も「綱島日吉間の広域的なまちづくりに寄与していきたい」と話すように、綱島SSTと日吉複合開発の一体性が強調されています。綱島SSTで行われる先進的なサービスや取り組みは、日吉複合開発でも積極的に取り入れる方針とみられます。

日吉と綱島を合わせ、9万4000平方メートルという巨大な「環境未来都市型スマートシティ」(パナソニックの井戸正弘取締役)は、果たしてどのような姿となるのでしょうか。また、日吉と綱島地区で行われる他の再開発との広域連携もうたわれており、今後の行方は大きな注目を集めそうです。

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【参考リンク】

「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」まちづくり構想を策定(綱島SSTと野村不動産日吉複合開発計画などの連携については、PDFファイルの最終ページ下部に掲載、横浜市)


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