「旧アピタ日吉店」は3月末に完全閉館、サブウェイやヒラタなど専門店が撤退へ | 横浜日吉新聞

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2016年3月末での完全閉館する見通しとなった旧アピタ日吉店、左側は3月27日で閉店するサブウェイ日吉店

2016年3月末での完全閉館する見通しとなった旧アピタ日吉店、左側の建物は3月27日で閉店する「サブウェイ」アピタ日吉店

昨年(2015年)11月29日に閉店した「アピタ日吉店」(箕輪町2)が今月末(2016年3月)で完全に閉館することがわかりました。敷地内で営業を続けていた「サブウェイアピタ日吉店」が3月27日(日)をもって閉店し、店内で営業中の宝飾店「ヒラタ」は3月末まで営業し、その後は日吉6丁目に移転する計画だといいます。美容室「プルミエ・ココ・コアフュール」も現在の場所から撤退の見通しです。

アピタ日吉店では、閉店後もテナントとして入っていた5つの専門店が営業を続けていましたが、喫茶店「カフェ・ラ・ターブル」が3月11日(金)限りで既に閉店しており、「サンテラス歯科」も3月24日(木)で現在の場所を撤退し、駅前の普通部通りへ移転することを表明しています。

約20年間にわたって親しまれてきたサブウェイ日吉店が閉店することで、日吉からサブウェイの店舗が消えることになる

約20年間にわたって親しまれてきたサブウェイが閉店することで、日吉の街からサブウェイの店舗が消えることになる

38年9カ月前の1977(昭和52)年6月に建てられたアピタ日吉店の建物は、当時この一帯に本社と工場を置いていた岡本工作機械製作所が「岡本ビル」という名でスーパーの建物を建設。これをユニーに貸し出す形でオープンとなったのが大型スーパー「サンテラス日吉」(後のアピタ日吉店)でした。

アピタ日吉店周辺の一帯はマンションや新小学校などを中心とした大型再開発が予定されており、既に隣接するNRI野村総研のデータセンターや寮、損保ジャパン日本興亜の「日吉センター」が先月(2月)までに撤退を終えて閉鎖しています。アピタ日吉店が閉じられることで、再開発へ向けた動きが加速することになりそうです。

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<コラム>アピタ再開発が目指す「都市型コンパクトタウン」の謎に迫る(2015年11月21日、一連の再開発に関する内容)

【参考リンク】

サブウェイアピタ日吉店

ジュエリー・ウォッチのプロショップ「ヒラタ」


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