<日吉近郊の公立高入試>最終倍率は住吉や港北、川和、翠嵐などで少し緩和 | 横浜日吉新聞

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志願変更は2月4日から8日まで受付が行われた(港北高校)

志願変更は2月4日から8日まで受付が行われた(港北高校)

神奈川県教育委員会は、2月8日に2016年度の公立高等学校の最終志願者数を発表しました。志願変更の受け付け後、153校(うち横浜市立14校)の最終平均競争率は1.22倍となり、2月1日の発表時と変わりませんでした。

一方、日吉や綱島から通う学生が多い近郊の公立高校では、志願変更が行われたことで、住吉や港北、新羽といった各高校の倍率が緩和。難関校として知られる翠嵐(すいらん)や川和高校も倍率が若干下がっています。ただ、翠嵐に関しては、最終倍率でも2倍を切ることはなく、県内一の競争率という点は変わりませんでした。

新栄や岸根高校に関しては、志願変更期間に志願者が増えたため、逆に倍率が上昇しています。

なお、今年の公立高校入学試験(学力試験)は2月16日(火)8時50分から15時5分まで、合格発表は29日(月)となります。

■日吉近郊の公立高校の倍率一覧

左側のカッコ内は近隣駅からのアクセス、左側が最終倍率、右側が志願変更受付前の競争倍率、右側のカッコ内は参考偏差値(市進受験情報ナビ調べ)※△は倍率上昇、▲は倍率緩和

神奈川県立住吉高等学校(元住吉駅徒歩8分):▲1.38倍←1.44(51)

神奈川県立港北高等学校(大倉山駅徒歩16分、新羽駅徒歩14分):▲1.42倍←1.54(56)

神奈川県立新栄高等学校(綱島駅からバス+徒歩7分):△1.14倍←1.06(46)

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1.55倍までわずかに倍率が下がった川和高校

神奈川県立川和高等学校(都筑ふれあいの丘駅徒歩15分、センター南駅からバスも有):▲1.55倍←1.58(67)

神奈川県立岸根高等学校(新横浜駅徒歩15分、岸根公園徒歩10分):△1.22倍←1.07(51)

神奈川県立新羽(にっぱ)高等学校(北新横浜駅徒歩13分、綱島駅からバスも有):▲1.26倍←1.27(43)

神奈川県立鶴見高等学校(綱島駅からバス18分+徒歩12分):1.46倍←1.46(55)

横浜市立東高等学校(菊名駅からバス):▲1.53倍←1.55(57)

神奈川県立城郷(しろさと)高等学校(片倉町駅徒歩10分):▲1.23倍←1.24(51)

神奈川県立神奈川総合高等学校(東白楽駅徒歩3分):▲個性化1.59倍←1.64/△国際文化1.39倍←1.35(63~64)

神奈川県立神奈川工業高等学校(東白楽駅徒歩3分):▲機械1.12倍←1.32/▲建設1.24倍←1.27/△電気1.08倍←0.98/△デザイン1.21倍←1.33(―)

神奈川県立横浜翠嵐(すいらん)高等学校(反町駅徒歩18分、横浜駅からバス有):▲2.08倍←2.20(70)

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(鶴見線鶴見小野駅徒歩3分):▲1.55倍←1.59(66)

【関連記事】
<日吉近郊の公立高入試>住吉1.4倍、港北1.5倍、川和1.5倍、翠嵐は県トップ2.2倍06(2016年2月3日)

【参考リンク】
平成28年度神奈川県公立高等学校の最終的な志願者数集計結果と日程など(2016年2月8日、神奈川県教育委員会)


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