慶應高校「日吉協育モデル」でイノベーション教育、3/13(日)に世界的イベントも | 横浜日吉新聞

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慶應義塾高校(塾高)は、70周年を迎え新たに実践を始めた“日吉協育モデル”の一環として、世界的に有名な講演イベント「TED(テド)」を塾高の学生らが主催し、「TED × Keio High School(テド×慶應高校)」として2016年3月13日(日)に同校内で開催されることがわかりました。

塾高の日吉協育モデルでは「正統と異端(イノベーション)の協育」を掲げており、国際社会でリーダーシップをとれるような人物育成を目指しています。

TED(テド)は「よいアイデアを広めよう」とのコンセプトで、1990年代に米国で始まった講演イベントで、現在は日本を含めさまざまな国で開かれています。特徴は自らの人生や体験についての講演を18分で行うことが求められ、その様子はインターネット上で誰もが見られるように公開されます。過去にはビル・クリントン元米大統領や元英国首相のゴードン・ブラウン氏、米マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツ氏など著名人の登壇も目立ちます。

今回、塾高が行うTEDでは慶應義塾の女子高等学校や志木高等学校、湘南藤沢高等部、慶應義塾中等部などとも協力して運営する形としています。

当日の登壇者は、慶應の一貫教育の高等学校5校のなかから学生8人と卒業生2人を予定しており、現在のところ、卒業生枠として名刺管理サービスの第一人者で、最近はテレビCMでも知られるSansan(サンサン)の創業社長・寺田親弘さん(1995年卒業)の登壇が決定しています。

登壇者は今後、順次決定する予定です。

【参考リンク】

TED x Keio High School(テド×慶應高校)2016年3月13日開催

慶應義塾高等学校70周年事業


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