港北区は市が開設する「横浜市日吉本町地域ケアプラザ」(日吉本町4)について、実際の運営を担う指定管理者の公募を2015年12月21日から開始しました。2017年4月から5年間の運営者を募集しています。
指定管理者は、市などの行政機関が開設した公的施設の運営を民間企業や団体が担う制度で、横浜市ケアプラザでは5年ごとに指定管理者を公募することになっています。
日吉本町地域ケアプラザは、2007年9月の開設時から社会福祉法人の緑峰(りょくほう)会(港北区新吉田町、高田優一理事長)が指定管理者となっています。
緑峰会は「横浜市高田地域ケアプラザ」(高田西2)の運営を行うほか、下田町では「ショートステイセンターすいらん」(下田町4)も開設するなど、港北区とのゆかりが深い福祉事業者です。
なお、今年3月に行われた「下田地域ケアプラザ」(下田町4)や高田地域ケアプラザなど6ケアプラザで行われた指定管理者の公募では、いずれもそれまで運営していた社会福祉法人からの応募しかなく、“そのまま継続運営”という形になっています。日吉本町地域ケアプラザも、これまで同様に緑峰会が運営を担う公算が高いとみられます。
地域ケアプラザは、福祉・保健サービスの拠点として、通所による介護デイサービスなどを行うとともに、サークルやボランティア活動などの拠点としても活用されています。
おおむね中学校区に1つの割合で開設されることになっており、港北区内には現在、日吉本町や下田など9カ所が設けられています。
【参考リンク】
・港北区地域ケアプラザ及び福祉保健活動拠点の指定管理者について(公募の詳細)
・日吉本町地域ケアプラザの紹介(緑峰会)