高校生メンバーが中心、12/27(日)日吉の丘フィル年末コンサートは藤原ホールで

横浜日吉新聞
指揮は野田浩太郎さん、ヴァイオリン・ソロは真田大勢さん。慶應義塾高校までの「日吉の丘」の道でポスター撮影

指揮は野田浩太郎さん、ヴァイオリンソロは真田大勢さん。慶應義塾高校までの「日吉の丘」の道でポスター撮影

いよいよ迫る年末のひととき、「日吉の丘」で若さあふれるクラシックコンサート鑑賞はいかがでしょうか。2015年最後の日曜日となる12月27日(日)14時より、慶應日吉キャンパス・藤原洋記念ホールにて、第4回日吉の丘フィルハーモニー年末コンサートが開催されます。

「日吉の丘フィルハーモニー」は2013年設立された慶應義塾高校や大学ゆかりの有志による管弦楽団です。主宰の村松琢麻(たくま)さんは現在、慶應義塾大学医学部に在学しています。

慶應義塾大学には、1901(明治34)年に創立した日本最古のアマチュア学生音楽団体であり、慶應を代表する管弦楽団として知られる「慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ」があり、村松さんも同団に所属しています。

日吉の丘フィルを設立した2013年の当時は、慶應高校にもある「ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ」に在籍し、部長の重責も務めていましたが、「定期演奏会以外の場所でもオーケストラ活動をできないだろうか。高校を卒業する前に青春時代らしいことにトライしよう」と発起。村松さんをはじめとした木管楽器の数名で発足し、ほかの楽器の仲間を増やしていったと当時を振り返ります。

チラシとロゴのデザインは土居践さん(慶應義塾女子高在学中)が担当。この年末公演を前に生まれ変わったロゴは、慶應の三色旗にちなんだ配色、メンバーの過半数が所属するワグネルのW、慶應のKから構成されているとのこと

チラシとロゴのデザインは土居践理さん(慶應義塾女子高在学中)が担当。この年末公演を前に生まれ変わったロゴは、慶應の三色旗にちなんだ配色、メンバーの過半数が所属するワグネルのW、慶應のKから構成されているとのこと

名前の「日吉の丘フィルハーモニー」は、村松さんが名付け親だといいます。

「慶應高校のメンバーが主体ですので、みんな日吉が大好きなんです。青春の地でもあり、想い出の地でもある。日吉を離れても、まだ戻って来られる。高校生と大学生が同じ演奏会で一緒に音を作っていく過程というのも、あまりないことなんです。そんな人と人とのふれあいが、音楽となり、多くの日吉ゆかりの皆さんの心にも響くものとなったら」と村松さんはその背景にある想いを語ります。

今回の指揮者・野田浩太郎(のだ こうたろう)さんも、やはり慶應高校で青春時代を過ごした一人。同校ワグネル・ソサィエティ・オーケストラにてヴィオラ奏者、お茶の水管弦楽団では首席も務め、現在は東京医科歯科大学医学部に所属しながら、Orchestra Passione!!(オーケストラ・パッショーネ)代表兼指揮者、またオーケストラトレーナーとしても活躍しています。

11月23日に東京・江東区で行われた練習風景。練習場所には苦労しているとの事。今回は10回の練習を重ねる予定。コンサートマスターは慶應高在学中の桝本康太さん

11月23日に東京・江東区で行われた練習風景。練習場所には苦労しているとの事。今回は10回の練習を重ねる予定。コンサートマスターは慶應義塾高在学中の桝本康太さん

「日吉の丘フィルハーモニーには、慶應ゆかりのメンバーで構成されていますが、慶應以外のメンバーも加わることで、音楽にも多様性が生まれています」と村松さん。

「慶應大や高校のワグネルにはない、小編成のメンバーでしか演奏できない曲や、聴いたことがあるが、なかなか普段は演奏できない曲を演奏できるのも日吉の丘フィルならではの魅力」と、今回のエグモント序曲(ベートーヴェン)、ヴァイオリン協奏曲第3番(サンサーンス)、そして交響曲第5番(チャイコフスキー)を選曲した経緯を、野田さんは熱く語ります。

メンバーの中心は慶應高校在学中の皆さん。「自発的に集まる、日吉の丘フィルへの情熱いっぱいの若い力をぜひ見てほしい」と主宰の村松さん

メンバーの中心は慶應高校在学中の皆さん。「自発的に集まる、日吉の丘フィルへの情熱いっぱいの若い力をぜひ見てほしい」と主宰の村松さん

今回の年末コンサートは、2013年の第1回年末コンサートの60名規模からメンバーも増え、80名を越える規模でのぞむといい。現役高校生が6割、大学生が2割、その他慶應メンバーのつながりで参加するメンバー2割といった体制です。

「よく”現代の若者はゆとり世代でチャレンジ精神に乏しい”と言われますが、日吉の丘フィルはみんな自発的に集まり、自分を高めよう、仲間たちとより良い音楽を作ろうと、日々頑張っています」と村松さん。

指揮者の野田浩太郎さんは東京医科歯科大学医学部に所属しながら、Orchestra Passione!!(オーケストラ・パッショーネ)の代表兼指揮者として活躍。「新しい、ワクワクするような音楽にチャレンジしたい」と野田さん

指揮者の野田浩太郎さんは東京医科歯科大学医学部に所属しながら、Orchestra Passione!!(オーケストラ・パッショーネ)の代表兼指揮者として活躍。「新しい、ワクワクするような音楽にチャレンジしたい」と野田さん

今回のソリストの真田大勢(たいせい)さんは、慶應高校在学中。2014年全日本学生音楽コンクール全国大会出場、横浜市民賞も受賞している若手実力派ヴァイオリニストです。

過去には、指揮者の坂入健司郎さん(現・東京ユヴェントス・フィルハーモニー音楽監督 ・指揮者)、君塚大樹さん(2013年度高校ワグネル正指揮者)、ソリスト・大江馨さん(全日本学生音楽コンクール1位)、寺島海志さん(日本ジュニア管打楽器コンクール高校生コースファゴット部門1位)という実力派のメンバーが出演してきた同フィルの公演とあり、今回の真田さんのヴァイオリン・ソロの演奏にも注目が集まります。

メインに据えたチャイコフスキーの交響曲第5番は、暗から明への変化と華やかなフィナーレで知られていますが、その暗く、とぼとぼと歩いている情景の浮かび上がる冒頭のクラリネットはとても重要な聴きどころです」と主宰の村松琢麻(たくま)さん

「メインに据えたチャイコフスキーの交響曲第5番は、暗から明への変化と華やかなフィナーレで知られていますが、その暗く、とぼとぼと歩いている情景の浮かび上がる冒頭のクラリネットはとても重要な聴きどころです」と主宰の村松琢麻(たくま)さん

当初は一回きりの公演と思って立ち上げた”日吉の丘フィル”が、一人一人の熱意で第4回目の公演を迎えるまでに育ってきました。いずれは海外に留学しているメンバーや、慶應日吉を巣立ったメンバーも気軽に戻ってこられる”ふるさと”のような場所にしたい」といいます。

「慶應高校生が日頃大変お世話になっている日吉の皆さんもぜひお越しいただきたいです。日吉の商店街の皆さんにはポスターを貼っていただいたり、いつも日吉の丘フィルやメンバーを応援してくださるのを本当に嬉しく思っています。行政の支援を受けているような地域オケとは異なる”日吉の丘フィル”ですが、ぜひ多くの地元・日吉の皆さんに足を運んで頂き、若さあふれる演奏を楽しんでいただけたら」と、野田さんと村松さんは強い決意でこのコンサートへ向けて準備を重ねていること、そして日吉の皆さんへの熱いメッセージを寄せてくれました。

日吉の丘フィルハーモニー・第4回年末コンサートは全席自由・700円。チケット予約・詳細は下記ホームページをご参照ください。

【申込・問い合わせ先】

日吉の丘フィルハーモニーFacebookページ

日吉の丘フィルハーモニーTwitter

クラシックの演奏会情報サイトi-amabile(アマービレ)※チケット申込案内(E-mail)

【参考リンク】

日吉の丘フィルハーモニーがアツい!(NAVERまとめ)

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ公式ホームページ

2015年度慶應義塾高・女子高校ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ公式ホームページ

【アクセス情報】協生館・慶應義塾日吉キャンパスのWebサイト(東急東横線・東急目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン日吉駅徒歩1分)


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