元外務省の特命全権大使、下田町の藤原稔由さんが秋の叙勲で「瑞宝章」を受章 | 横浜日吉新聞

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勲章の種類「瑞宝章」より(内閣府)

勲章の種類「瑞宝章」より(内閣府ホームページより)

2015年11月3日付けで発表された秋の叙勲(じょくん=国がくん章を授けること)と褒章(ほうしょう=国が記章を授けること)のなかで、神奈川新聞の記事によると下田町の藤原稔由(としゆき)さんが瑞宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう)を受章していました。

藤原さんは1940(昭和15)年7月生まれの75歳。慶応義塾大学法学部を卒業後、1964(昭和39)年に外務省へ入省し、米カンザス・シティの日本総領事館総領事やアゼルバイジャンでの日本大使館特命全権大使、トルコの日本大使館参事官などをつとめました。

瑞宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう)は公務などに長年従事し、成績を挙げた者に授与されるくん章で、2002年までは「勲三等瑞宝章」と呼ばれていました。6つある瑞宝章のなかで、3番目の位置づけとなっています。主に中央省庁の部局長や大学教授などに授与されるケースが多いようです。

このほか、神奈川県法人会連合会会長をつとめた高田西の簑原利憲(としのり)さん(73歳)が旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)を、東急電鉄で日吉駅長をつとめた相模原市の矢中克美さん(66歳)が瑞宝単光章(ずいほうたんこうしょう)をそれぞれ受章しました。

【参考リンク】
藤原稔由(ふじわら・としゆき)氏の経歴(日本国際問題研究所)


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